リレーコラムについて

もうええわ どうもありがとうございました

中川真仁

「漫才やらへん?」

と中途で入社してきたコピーライター西田良平(現在 大広名古屋勤務)
に声をかけられたのが数年前。ちょうど企画中だった私は、
世の中を震撼させ、海外の広告賞を総なめにするアイデアを
思いつきそうになっていた瞬間だったのですが、その一言ですべて忘れてしまいました。
そのことは未だに恨んでいます。

「あ…うん…えーけど」
ああ、漫才コンビってこんな風に生まれるのかな、と思いました。
なんだか恥ずかしかったのを覚えています。それはほとんど恋の告白で。
ただ相手はひげ面のジャガイモみたいなおっさんだったのですが。
そんな私は、胃から込み上げるサムシングをこらえつつ、
「……やろうか」となりました。

コンビ名は「ハコグミ」。二人ともコピーライターなので
広告周辺用語で探しました。「うけてん」とかもありました。
なんかわからんけど「ファンデーション」とかもありました。
今考えるとファンデーションにしなくてよかったです。

大阪育ちで吉本新喜劇、「4時ですよ〜だ」が教科書で、
やっぱりお笑い好き。「ごっつええ感じ」はもちろん大好き。
ほんと大阪って狂気の街だと思います。世界的に見ても
笑いの優先順位が高いですよね。やっぱり好きなので
誘われたときは嬉しかったね。

ちょっとしたパーティとかちょっとした大会に出たりしています。

結婚式の二次会で披露して、肉の焼ける音やフォークの音に
悩まされたこともありました。駅の構内でやっててオチの部分で
電車の音が盛大に鳴ることもありました。
たっぷり間を取っているときに「募金お願いしまーす」という
募金くれチルドレンの声がこだましたこともありました。
いままで100%受けてきたオチで、盛大にすべり
思わず笑うてしまうこともありました。

でも、ウケたら超キモチいいんすよ。

ほんとまだまだ未熟で、頑張っていかなあかんな、言うとりますけども。

いちおうコピーライターのコラムなので思うところを。
広告は、お客さんが前にいません。世の中の反応は、SNSで
多少はわかるようになったけれど。唐突にでてきて
演技して袖にはけるのは、広告も漫才も一緒だなと。

「誰やアイツ」という目で見られたその「ものづくり」が
ウケるためにもっと必死にならないかんな、と思う訳です。(まじめか)

いつかは相方とTCC部門賞をダブル受賞して、披露したいですね。
(スベリませんように)

今日の教訓は「どんなプレゼンも、M-1の予選よりマシ」
—————————————————————————————–
ご意見ご感想、苦情、共感、出演依頼等は 
masahito.nakagawa@daiko.co.jpまで。

TCCの締め切りは終わりましたよ!

さて来週は、大広の山中貴裕さんです。
この人も師です。本人には言ったことがありませんが
侍の居合いのようなスゴミがあります。
お楽しみください。

それでは一週間ありがとうございました。

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