リレーコラムについて

落ちちゃう

坂本愛

神尾さんから、バトンをうけとりました。
電通の坂本と申します。

いま、せっせと書いた文章が
アップした瞬間に消えてしまい、
私も消えてしまいたいです。

これからはちゃんと、
下書きをしたいと思います。
(こうして、ひとは学んでいくんですね)

さて、この週末のことです。
土日はテニス旅行で千葉へ行ってきました。

東京駅から特急列車に乗りこみ、
うしろの席の男の子(推定5才)とおばあちゃんの
ほほえましい会話に耳を傾けていると・・・

 男の子 「おいしいね~」
 おばば 「うんうん」
 男の子 「おばーちゃん、アゴ落ちちゃうね」
 おばば 「うんうん」

えぇっ、アゴ!?

不覚にも、アゴの落ちたおばあちゃんを
想像して笑いそうになりました。

いや、本当にアゴが落ちていたら、
笑いごとじゃないのですが。

というか、ほっぺたが落ちていても、
ぜんぜん笑いごとじゃないですね。
事件です。

それはさておき、この会話を聞いていて、
慣用句や、言葉のちょっとした間違えって
こんな簡単に生まれていくものなのかと、
ちょっと感心してしまいました。

そしてコピーライターは、
このちょっとした間違えが笑いごとにならない、
そういう仕事なのだと、あらためて思いました。

そのことを肝に銘じつつ、
一週間、どうぞよろしくお願いいたします。

NO
年月日
名前
5976 2025.10.14 尾上永晃 好奇心は鍬である 「音楽・ジャズ喫茶案内」
5975 2025.10.13 尾上永晃 好奇心は鍬である「オーディオ沼顛末」
5974 2025.10.12 見市沖 本音の独立談 その3
5973 2025.10.11 見市沖 本音の独立談 その2
5972 2025.10.06 見市沖 本音の独立談 その1
  • 年  月から   年  月まで