リレーコラムについて

コピーライター

平山浩司

またまた昔話で恐縮だが、20代まだまだ若手と呼ばれていた頃の話。同世代のコピーライターを集め、ベテランコピーライターの話を聞く会というのがあった。その後折に触れて可愛がっていただいた故・秋葉さんの回は一味違った。他の人のコピーライターの、いわゆる名作数点について、それがいかに素敵で、自分が目標としているかを熱っぽく語ってくれたのだ。真木さんのが多かったかな。全日空。今現在、コピーについて、こんな気持ちが存在するのかな? と考えさせられてしまう。で、もうひとつ。印象深かったのが、「雑誌のライターには負けちゃならない」(その前に「小説家には負けても」という前置きがあったのだが)の一言。なんて雑で隙の多い発言。ご本人も承知の上でしょう。でも、それが良かった。コピーライターとしての最終ラインというか、レゾンデートルというか、意地というか。今なら「プライド」と言うんだろうけど僕はこの言葉を好きではないので。平山は、なに言ってるんだって言われそうですね。つまり、コピーライターというのは、そういうことを思ってもいいカッコイイ仕事なんだ。そして、そういうことを思ってなきゃいけない厚みのある仕事なんだ、ということ。一人の若いコピーライターが必要としていた言葉だった、ということです。

NO
年月日
名前
6054 2026.02.20 瓜谷優紀子 コピーライターになりたい
6053 2026.02.19 瓜谷優紀子 お笑い芸人になりたかった
6052 2026.02.17 瓜谷優紀子 アイドルになりたかった
6051 2026.02.16 瓜谷優紀子 名探偵になりたかった
6050 2026.02.14 秦久美子 好きというバグ
  • 年  月から   年  月まで