リレーコラムについて

……

吉田一馬

今日は入社後に戸惑ったことを
書かせてもらいます。

前の会社では、コピーライティングはもちろん、
自分でマックを使ってデザインをし、
ときには写真撮影もし、といった感じで
仕事を「ひとりで完結」させていました。

一方、転職後はCDを筆頭にコピーライター、
アートディレクター、デザイナーが
協力しあって仕事を作り上げていく。

電通西日本は小さな会社なので、
CDは代理店のクリエーティブがやって、
あとは全てプロダクションの方だったりするのですが、
それでも「複数人で仕事を完結」していくことに
変わりはありません。

これには戸惑いました…。

例えば、企画の出し合い。

今まで一人でやっていたので、
誰かに企画を見せることに慣れていなかったんですね。
(もちろん前の会社で師匠に見せることはありましたが、
全てが全てという訳ではなかったので)

だから、すごく恥ずかしい……。
しかも、案がまったく採用されない……。

橋岡さんという大変お世話になっている
CDのもとで働いていたのですが、時々
「コピー」だけ採用されたりするものの、
「自分が作った広告だ!」と言えるものにならない。

だって、その「広告の中心」を考えたのは他の人だから。

コピーライターはコピーだけ。
代理店とはそういうものだ。

そんな風に勝手に決めつけ、
広告の一部であるコピーだけ考えてました。

大きな代理店ならそれでいいのかも知れませんが
少人数の代理店ではそうはいきません。

だから、すぐに修正しました。
以前と同じように、全て自分で考えるつもりで
企画を出していきました。

すると次第にCDに採用してもらえるように。
良かった、良かった。

それよりも、転職後に一番戸惑ったのは
プロダクションの方との付き合い方ですね。

うぁ…。あの有名な人たちやん……。

同じ広島で活躍されていた
電通西日本広島支社の皆さんの「輝く仕事」。
そのスタッフリストに名前が載ってた人たちと仕事をする。

やばい…。下手こいたら
仕事請けてもらえなくなるかも……。

その当時の僕はよく被害妄想的に

「代理店クリエーティブ初心者の吉田に、
俺たちの仕事を任せられるのか?」

とプロダクションの方々に
思われていると感じていました。
(実際思ってた方も多かったと思います)

この戸惑いを解消するために取り組んだこと。
それは「クライアントとの信頼関係作り」です。

例えば、前の会社ではクライアントからの修正は
自分で対応するので誰にも頭を下げる必要はありませんでした。

でも、チームプレイの中では修正を誰かに頼む必要がある。

だからクライアントとの無駄なやりとりを減らすことで、
結果プロダクションの人の負担を減らすように心がける。

クライアントに「オススメ案」を通せるようになることで、
「吉田とやると面白い仕事ができそう」という空気を作る。

クライアントとの信頼関係作りを通じて、
プロダクションの方との信頼関係を作っていけるよう
自分なりに努力を続けました。

すると、だんだん仕事がスムーズになっていくじゃないですか。

それからというもの、チームプレイに戸惑うことなく
バリバリ仕事に取り組んでいきました。

クライアントと仲良くなる。
これが一番大切な仕事だ!って思いながら。

まさかその価値観を、数年後に松山から広島にやってくる
鍵矢さんにぶち壊されるとはいざ知らず…。

吉田一馬の過去のコラム一覧

3317 2012.11.22 2011 その2
3316 2012.11.21 2011 その1
3315 2012.11.20 2009-2010
3314 2012.11.19 電通西日本WEEK×4
2596 2009.11.13 転勤
NO
年月日
名前
5187 2021.10.22 中川真仁 災いの時の口は、ソースの味。
5186 2021.10.20 中川真仁 わたしの頭の中のシモダテツヤのコラム
5185 2021.10.18 中川真仁 まだ私たちは出会っていない。
5184 2021.10.17 加藤 千尋 柚子農家の中川さん
5183 2021.10.14 加藤 千尋 『梨泰院クラス』妄想キャスティング
  • 年  月から   年  月まで