リレーコラムについて

もうひとつの名前

赤井宏

青木孝博君からコラムのバトンを引き継いだ赤井 宏と申します。
先日は青木清男さんから仕事を引き継いだし、最近なにかと青木さんから引き継ぐことが多い今日この頃。「青」から「赤」へですが。とにかくリレーコラムをストップさせないようにがんばる所存。
で、実は私、もうひとつ名前がありまして、赤井子魯と言います。かなで書くと「あかいしろ」。俳号というやつです。8年前に、会社(博報堂関西)のクラブ活動に申請するのに人数が足りないから署名してくれと言われて、なんとなく始めた俳句。下手くそなのに俳号なんて気恥ずかしいからずっと本名「宏」でやっていたのですが、3年前の秋に主宰をやってもらっている鳥居三朗先生から、そろそろみんな俳号をつけたらと言われ、ちょうど俳句の面白さも分かってきたころだったので、まあいいかというのでつけることにしました。日頃仕事でいろんな商品の名前を考えてきたけど、自分をネーミングするというのは初めてのことなので、ずいぶん考えましたよ、このときは。
本名「清」からつけた高浜虚子みたいに本名をうまくアレンジできないかといろいろやっているうちに、「ひろし」は逆に読むと「しろひ」だから、上から読むと「赤い」で、下から読むと「白い」ということを発見(大した発見ではありませんが)。紅白でめでたくていい、これだと思って、赤井白はどうですか、と主宰に見せる。すると読みは「しろ」でいいから、漢字を変えなさいと言われて、いろいろ字を当てはめてみました。「志ろ」だと談志の弟子みたいだし、「死露」だと暴走族、「四路」だと中国の軍隊・・・さんざんやった末に「子魯」がでてきた。調べると「魯」といのは愚鈍とかのろまという意味があって、自分の俳句の程度から実にぴったりだ。ということでめでたく決定。最初は、古臭いかなと思ったけど(実際、孔子の弟子にいたようです)、そこが逆に今は気に入っています。平かなだと、犬の名前みたいだけど・・・。
今では、ずうずうしくも「しは、正岡子規の子、ろは、北大路魯山人の魯」と言ってはばかりません。肝心の俳句の方は、完全に名前負けしているのですが。
せっかくなので、わが博報堂「源八句会」のメンバーの本名と俳号をいくつか紹介します。「瀬戸俊昭」は「瀬戸幹三」。祖父の名前をいただいたそうです。「加根光夫」さんは「加根兼光」。苗字と名前の合体ですね。「吉田猛」さんは、けもの偏を取って「吉田孟」。「仲尾芳三」さんは、「泉梂栗」。泉南地方在住で、マンガ「いがくり君」のファンだったとか。

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年月日
名前
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