リレーコラムについて

弟子の恩返し

熊谷正晴

博報堂には師弟制度がありまして、
新人の頃は師匠の仕事にくっついていきます。
たいてい師匠は1人なんですが、たまたま僕は2人の方につきまして。

ひとりが福部明浩師匠。
博報堂を代表するコピーライターでございます。
福部さんはとにかくよく笑う。
隣から笑い声が聞こえるので何かと思ったら、
企画しながら笑っているわけです。
そんなにおもしろい企画ができたのかとよく焦ったものです。

もうひとりが牧田智之師匠。
企画はもちろん、コピーも書けるわ、演出もできるわ、
何でもできるCD&リーダーでございます。
何でもできすぎて「GIONGO GITAIGO JISHO」
という書籍まで書かれております。

そんなお2人、今でもお会いすると、
弟子の僕はめちゃくちゃに言われるわけですが、
僕の知らないところで
男気あることをしていただいているようでして。

僕がTCC新人賞をいただいたとき、
福部さんにも、とっても喜んでいただいたのですが、
「でも、ホントは自分の仕事で獲らせてやりたかったなぁ」
と僕がいないときにポツリともらしていたと聞きまして。
僕がいないところでは、なんとアツいことを言ってくれるんだと。

一方、牧田さんも、僕の異動が決まったときに、
新しい職場の方々が妙に話しかけてくれるなぁと思っていましたら、
「弟子がそっちにいくから、どうぞよろしく」
と実は知らないところで連絡していただいていたようでして。
僕がいないところでは、なんとアツいことをしてくれるんだと。

ということで、2人の師匠には、足を向けて寝られないわけでございます。
師匠、本当にいろいろありがとうございました!これからもよろしくおねがいします!

学んだ教訓:褒め言葉は、直接聞くより第三者から聞くほうが、効き目あり。

誰か、僕がリレーコラムですげー褒めてたって、2人に伝えといてください。
こりゃ株あがるなー

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