リレーコラムについて

世界を動かした、キャンペーン

白土謙二

恐らく世界中の人々が目にしたことのある 
“THE BIG APPLE & ? LOVE NY キャンペーン”。

それは、1970年代都市としてあまりに腐敗し、魅力を完全に失ったかに見えた
ニューヨーク市(正確には州)の現状を憂いた、広告会社やメディアなどの若いスタッフたちと、ミュージカルスターをはじめとするその『志』に賛同した多くの才能が結集して、
“無料奉仕” いわゆる「Grass-roots Action committee(草の根活動)」として
見事に、実現されたものでした。

そのポスターの、 THE BIG APPLE というキャッチフレーズの下のリードにあった、
You have to be a little crazy to live in New York,crazy about
the theatre. ちょっとくらいクレージーでなきゃ、という言い回しがとても好きでした。

近頃、NPOや市民活動に関わる人たちと話をする機会が多くなって、
彼らにとっての「キャンペーン」とは、単なるメディア上の表現ではなく、
あくまで現実を変えていくための具体的な行動、それを促すための立体的な働きかけを
意味していることを学びました。しかも、お金をかけずに。

最近の薬害被害者の方たちの、国や企業との毅然とした戦い方を見ていると、
日本でも、これから、多くの社会的なキャンペーンが展開される気がします。
(つらいテーマだけではなく、たのしいテーマも、もっとあっていいと思うので)

我々も、従来の「表現」という枠から飛び出して、
あたらしいことの「実現」というフィールドで、何かトライしてみようと思っています。

そこで出会うあらたな人々や現実との出会いが、
これまでとはまったく違った発想のアイデアや社会的な事業を、
生み出してくれそうな予感がしています。

NO
年月日
名前
5408 2022.12.08 辻中輝 ギャンブラーになった日
5407 2022.12.07 辻中輝 ハイボールひとつ
5406 2022.12.03 春田凪彩 人生を変えてくれたコピー。
5405 2022.12.02 春田凪彩 人生を変えてくれたジャスティン。
5404 2022.11.30 春田凪彩 戦争になったら、どこに逃げるのがいいと思いますか?
  • 年  月から   年  月まで