リレーコラムについて

熱い金曜日

村木智一

ずっと野球をやっていました。
挫折しましたが、大学の体育会にも所属していました。
甲子園・大学野球レギュラークラスがゴロゴロ存在する
弊社社員の中では全くたいした事ない球歴ですが、
それでも野球という競技には特別の思い入れがあります。

野球というは、実に平等なスポーツです。
全てのボールゲームの中で、最も攻撃と守備の機会が
平等に与えられた競技だと思います。
人間が得点する、というのもこの競技ならでは。
そこに時々とんでもないドラマが生まれるのも面白さです。
ホーム上のクロスプレー。他の競技では絶対に見られないドラマです。
形はチーム競技ですが、野球ほど個人プレーが要求され
その積み重ねの上に成り立っているチーム競技はないと思います。
マウンド上でも、バッターボックスでも、
基本的には誰も力を貸してくれません。

学生時代はそんな野球に全てを注いでいました。
それが今でも僕を支えてくれている力になっています。
だから僕は所謂体育会系の人間なのだと思います。
多くの体育会系人間同様、
「冷静さ」より「熱」や「思い入れ」がモノを生み出すと信じています。
「スマートさ」より「熱」や「思い入れ」がヒトを動かすと信じています。
もちろん、広告においても。
「熱」や「思い入れ」を忘れたら自分じゃなくなる。
そう思ってこれからも精進したいと思います。
ちょっと広告制作の現場には暑苦しいかもしれませんが。

一週間ありがとうございました。
来週からは僕の大先輩でもあり師匠でもある赤間正毅さんの登場です。

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