リレーコラムについて

34才の決断

原田朋

欲ばりなのである。AかBか決めなければならないとき、なんとかAもBも手に入れる方法はないか考えてみるのである。A案もB案もおもしろい。仕事仲間も家族も大切にしたい。肉弁当も魚弁当も食いたい。彼とも彼女ともつきたいたい。とかなんとか、若さが許す体力と時間の限り欲ばってきたけれど、そろそろ決断しなきゃいけない時のような気がしてきたのである。34才、そろそろ「未来があること」を売りにするのは許されなくなってきた。クリエイティブだって、決断が必要な案ほど、方向性が鋭くて強い案だと思っているのだ。決断することは、選ぶこと、絞ること。でも決断するときは、自分に嘘をつかないようにしたい。

とぎれとぎれの一週間、
おつきあいいただきありがとうございました。
次は博報堂の高橋真くんです。

NO
年月日
名前
5977 2025.10.15 尾上永晃 広告民藝運動
5976 2025.10.14 尾上永晃 好奇心は鍬である 「音楽・ジャズ喫茶案内」
5975 2025.10.13 尾上永晃 好奇心は鍬である「オーディオ沼顛末」
5974 2025.10.12 見市沖 本音の独立談 その3
5973 2025.10.11 見市沖 本音の独立談 その2
  • 年  月から   年  月まで