リレーコラムについて

夏から秋へ、いつのまに。

大宮恵里子

今日は、花組芝居という芝居を見ました。
もぉ〜、このひと、仕事、全然やってないじゃん!
って感じで、やばいですが
そうです、はい今週は、脱力週間にしました。
会社には内緒にしてください。
さて、花組芝居です。
ああいうのをNEO歌舞伎、っていうんでしょうか。
ことばは全然、わかりませんでしたが
なんか、「感じる」ことば、ってぇもんは
あるんでございますね。
ことば、全然わかんないのに、
聞いていて、とても心地よいというか。
昔の人の言葉は、世界で一番美しいとされている仏語と
競えるぐらいの美しい音をもつ言葉なんじゃないのかなあ。
フランス語、って、仏語と書くが、
仏のことば、ってことだとすれば、やはり
古人が使っていた、いにしえのことばのイントネーションと
近しいんだろうか。全然、違うか。
それにつけても、お菓子はカール、じゃなくて、
昼間に仕事もせずに、歌舞伎を見るってぇのは
粋なもんでござんすね。
しかも芝居で描かれている時期が夏なわけです。
そう、私が満喫できなかった夏。
戻ってこない夏が、そこに。
みんみんセミが鳴いていて、お化けとかもでてくるんで
すごくよかったなあ。
それから、夜は、カオルコさんと飲みました。
ふたりとも、再会したかったね、ぎゅぅーー。
という具合の、なんか、こそばゆい夜でございました。
いい夜だったから深くは書きません。
下北で、彼女は、帰り際に
「季節の変わり目は、思い出が交錯するね」といいました。
いいこというなぁ、ねえさん。
使わせていただきます。

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