リレーコラムについて

こんなコピーライターもいるんだなあ、名古屋に。

尾崎敬久

こんなコピーライターもいるんだなあ、名古屋に。
それは僕のことです。

14歳のあのころ、
僕は一日中、自宅の部屋に引きこもっていました。

僕は3人兄弟の末っ子なのですが、
次男がけっこう勉強ができる人間で(まあ確かに頑張っていましたが)、
名古屋の進学校に進んだりと活躍(?)してました。

で、なんとなく僕も次男に続け、みたいなムードに。
今思うと、たぶん勝手に自分で自分を追い込んだんですね。
よせばいいのに。

結局、ココロのバランスが崩れて、不登校。
朝になると、身体がダルイ、食欲ないし、気力もない。
腹が痛い気もするし、熱もちょっと出たりして。

中学2年生の3学期は、ほとんど学校に行ってなかったなあ。
登校拒否っていうより、登校できなかった。
長く休むと余計に行きづらくなって、さらに不登校日が増える。

進級できるのか?と本気で心配したのですが(きっと親も)、
とりあえず3年生にはなれました。
でも相変わらず学校には行けない毎日。

そんな毎日を変えたのが、当時の担任の先生でした。

その先生はすっごく怖いんだけど、
スジが通ってるから
ヤンチャな連中からも好かれる先生なんです。
その先生が、自分の授業を自習にして、
毎日、僕の家まで車で迎えにきました。
毎日来ては、「おい、行くぞ」と
半ば強引に車に乗せて学校へ。
そんなことを何回繰り返したかなあ。

でもそれがキッカケで、
僕はなんとか学校生活に復活できました。
(先生、感謝してます)
そこで思ったこと。

「勉強は、もういいや。生きてるだけで、それでいいや」

本気でそう思った瞬間に、僕の大学進学は無くなりました。
高校を出たら働こうと決めました。

だから、工業高校→就職。

僕は、社会の何も知らないままに、18歳で家を飛び出しました。

とりあえずこの話、次回に続けてみようと思います。
(つづくのか?)

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