人間観察の名所、東京。
九州から東京に移り住んで、1年ちょい。東京って人が多いのだけがヤだなぁと思ってたけど、
考えてみれば人が多いってことは、それだけ面白い人も多いってこと。最近は、今日はどんな
変な人とすれ違えるんだろうと、ポジティブに人ごみを歩いています。
こないだは明らかに女装してる人が堂々と歩いていて、なんだか嬉しくなりました。
どうして女装する人って、タイムスリップしたような女性になろうとするんだろうって、
ふと思いつつ、なんか声かけられそうになったので逃げました。
そして最近気になるのは、看板持ってる男の人たち。新橋とかに多いです。
近寄りがたい存在の人たちではありますが、それぞれに人生があると思うと、いつも
何考えながら、看板持ってるんだろうと気になります。
あとは外国人の人、やはり興味深いです。突然パチンコ屋に入って記念撮影したりします。
勝どき橋渡って会社に行くとき、隅田川を水上バスが走ってて外国人が乗ってたら、
「ヘーイ!」って手を振ってあげます。すれちがいざまに突然Tシャツを褒めてくれたりします。
そして、修学旅行に来てる高校生を引率してる教師も好きです。
生徒に東京って街を赤裸々に語ってる姿を見て、心がなごみます。
銀座を歩く上品なおばあちゃんも好きだし、月島の路地にいる江戸っ子口調のおやじも好きです。
そんな風に、人が多いっていうことは、必ずしも悪いことだけではないと自分に言い聞かせるようにしてきました。でも、東京タワーから見る東京はちょっと怖くなりますね。あのジオラマみたいな風景に人がわんさかかいることを考えると改めてぞっとしました。リリーフランキーさんの「東京タワー」(いい本です)にも書いてありましたが東京って意外とお墓が多いんですね。人が多いということは、それだけ亡くなる人も多いのかなぁ?って素朴な疑問が湧いてきたりします。
ま、そんなことはいいとして、もし、地方から東京に来て、人ごみが苦手な人がいましたら、
「変な人を探せ」ゲームをやってみたらどうかと思います。
目をこらせば、500m単位で変わった人がいます。それが東京というものじゃないかと
勝手に思ってる米村大介でした。
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