リレーコラムについて

森田さんと僕

中川賢太

はじめまして。電通の中川賢太と申します。
ラジオ界のイケイケ社長の森田さんからバトン頂きました。
せっかくなので、みなさんが全然興味ないと思いますが、
森田さんの話をします。

森田さんといえば、コラムにもあったようにある日、突然社長になり、
おいそれと口もきけない存在になってしまいましたが、昔は大阪からやってくるよく喋る
兄さんでした。森田さんとの仕事は本当に楽しく、有意義なので、いつも周囲に
「森田さん、いいですよー」と言い続け、気づいたら、東京にまで進出して、
ラジオ界をグイグイ盛り上げてくれる存在になっています。

なので今の森田さんの活躍の、1.5割くらいは僕のおかげと思ってるのですが、
一方で、今僕がこうしてTCCのコラムをかけてるのは、森田さんのおかげです。
なぜなら、僕の新人賞受賞作であるラジオCM TOYOTA C-HR「滑らかな加速」篇は
森田さんが演出してくださったから、そして、受賞に値するレベルに引き上げてくれたのは森田さんの力だからなのです。

森田さんの素晴らしさは、何と言っても、キャスティング。
どっからそんな人、連れてきたの?と思ってしまうような人たちなのに、
いざ原稿を読んでもらうと、この人以外には考えられんぞ。というくらい、
企画にハマった人をキャスティングしてくれます。なんなら、普通に自分の家族に
原稿読ませてたりするので、本当予想外です。

森田さんを、連呼しながら褒めちぎるコラムとなってしまいましたが、
森田さんとの関係値は、僕の中で代理店クリエイティブと演出家の理想です。
若い頃から、シンパシーを感じあって、それぞれに引き上げていく存在。
それは、昔の広告業界にもあったものです。名コピーライターの側には、
名アートディレクターが、名CMプランナーの側には、名ディレクターが。

そして、最近の自分のミッションは、そんな引き上げ合う関係値を、
制作サイドだけでなく、クライアントと構築することです。宣伝部長クラスを
仮想攻略ターゲットに据え、同世代の担当者クラスと共闘する。
その中で、勝ち負けを繰り返すうちに、離れられない存在になっていく。
というようなことを、今、楽しみながらやってます。

いつかそういう仲間たちが、森田さんのように社長になる日を願って・・
長くなりましたが、やや堅い話になってしまったので、
次回は、ラフな感じで自己紹介をしようかなーと思います。

NO
年月日
名前
5680 2024.03.29 鶴香奈子 おあとがよろしいようで。
5679 2024.03.27 鶴香奈子 桜の季節ですね。
5678 2024.03.25 鶴香奈子 今の時代の「いいコピー」って何?
5677 2024.03.23 松村祐治 マルコムさん
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