CTC賞(キリストたとえ話クラブ)その2!
わたくしプロテスタントの教会に通っており「長老」をやっております。
長老とは教会の役職。昔から若年寄りと言われていたわたしにちょうどいいかも。
今回のリレーコラムはキリストたとえばなしクラブ賞、略してCTC賞を発表しており、今日は家族部門。家族部門は、放蕩息子のたとえ話が受賞です!放蕩(ほうとう)って使わない言葉ですよね。では受賞作のご紹介!
ある男に2人の息子がいました。ある日、その息子のうち弟が父親に「私がもらえるはずの財産を今ください」と要求しました。父親は言われた通り、財産を分けてやりました。数日後、弟は旅立ち、そこで放蕩の限りを尽くし財産を使い果たします。そして食べるものにも困るようになり、ある住民に雇われて豚の世話をすることになります。そこで豚が食べる「いなご豆」でさえいいからお腹を満たしたいと願うほど落ちぶれました。
ここで弟は我に返り「父のところには、雇い人がいっぱいいてパンが有り余っているのに、私はここで飢え死にしそうだ。戻って父に『神とあなたに対して罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください』と言おう」と思い父親の元へ向かいます。
ここから感動のシーン!
なんと父親はまだ遠くに離れていたのに弟を見つけて哀れに思い、駆け寄って首を抱きしめ、熱烈に接吻しました。弟が「雇い人にしてください」と言いかけると、父親は言いました。「一番良い服を持ってきて着せ、指輪をはめ、履物を履かせなさい。そして太らせた子牛を殺して、祝宴を開こう。この息子は死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから」と。
ここから揉めるシーン!
一方、畑から戻った真面目な兄は、家が盛り上がっているのを見て怒りました。「私は長年お父さんに仕え、命令を破ったこともないのに、友達と楽しむための子山羊一匹もくれたことがない。それなのに、財産を食いつぶした弟が帰ってきたら、太らせた子牛をごちそうするなんて!」父親は言いました。「子よ、お前はいつも私と一緒にいるし、私のものは全部お前のものだ。だが、この弟は死んでいたのに生き返ったのだ。お祝いして喜ぶのは当たり前ではないか」お父さんは弟を贔屓している自覚ゼロ!めでたしめでたし?あたりまえ?
これもユダヤ人の偉い人に向かってのあてこすり。父親は神さまで罪を自覚した人間、弟を喜んで迎えるのはあたりまえ。自分がちゃんとしていると思って他人が許されることに腹を立てる兄は地位の高いユダヤ人を表現。他人とくらべて傲慢になっている人々への強烈な嫌味ですね。いつでも迎えてくれる神様の愛を伝える、あてこすりと愛がセットになった感動の物語ですね。
CTC賞家族部門は、放蕩息子のたとえ話でした!
明日は医療部門の発表です!
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