リレーコラムについて

地方CMプランナー入門 その1

左俊幸

いま電通から出向中で、席が真向かいの茂庭くんが、

リレーコラムを誰にもまわせず困っていたので、

まあまあ忙しいのについ引き受けてしまいました。。

 

電通九州の左と申します。

1週間、よろしくお願い致します。

 

今回のコラムは、

いま地方で泣きながらCMの企画を考えている、

若いCMプランナーの皆さんに向けて書くことにしました。

 

早速ですが、

地方のCMプランナーがまず心得ておくべきことは、

「東京のマネをしない」ということです。

これは「アンチ東京を振りかざす精神論的な話」

では全然なくて、むしろ

「精神論では乗り越えられない超現実的な話」です。

 

地方あるあるだと思うのですが、

ときどきクライアントさんから

「〇〇のCMっぽい感じで作って」

などと言われることがあります。

そこで語られる「〇〇のCM」は、

東京で制作された

世の中で大ヒットしているCMだったり、

超大物タレントが出ているCMだったりします。

 

でも、その「東京で制作された〇〇のCM」を

地方で泣きながら頑張ってマネしてみても、

多分そんなに効果のあるCMにはならないと思います。

下手したら制作会社や

スタッフの皆さんに散々苦労をかけた挙句に、

ほとんど効果がない・話題にならない

可能性すらあります。

 

なぜなら東京と地方では、制作費が全然違うからです。

制作費が全然違う以上、

同じような企画でいいハズがないのです。

 

地方のCMプランナーが目指すべきことは

「東京制作のヒットしているCMをマネること」

では全然なくて、

「制作費内で最大限クライアントさんに

貢献するCMを作ること」だと思います。

 

そしてそれを実現するためには、

制作会社の皆さんとの連携が欠かせません。

 

この辺りについては、

明日またくわしく書いていきたいと思います。

NO
年月日
名前
5692 2024.04.21 長谷川輝波 言葉オブザイヤー@ヘラルボニー
5691 2024.04.20 長谷川輝波 言葉オブザイヤー@韓国の街中
5690 2024.04.17 長谷川輝波 言葉オブザイヤー@新宿ゴールデン街
5689 2024.04.12 三島邦彦
5688 2024.04.11 三島邦彦 最近買った古い本
  • 年  月から   年  月まで