リレーコラムについて

こども食堂で、ひたすらセッセのよろこび。

吉田早苗

「子の無い人生」という酒井順子さんの本が

平積みされていた本屋さんで、「う~ん、そういうことだな」と

自分の人生を再確認したことがあります。

それでも子どもが大好きで、「こども食堂」のニュースを見るたびに

お手伝いしたいと思っていました。

 

そして、社会活動家・湯浅誠さんのツイッターで

理事長をしている「NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」で      

ボランティアを募集しているのを知り、速攻で参加。

プレスリリースの宛先リストをつくりました。

湯浅さんの研究室がある東京大学先端科学技術研究センターでの作業は

ボランティアパワーの集結で、これも初めての体験。

パッと集まり、ギュッと作業し、サッと解散する

そのスキルの高さに驚かされました。

 

そもそも「こども食堂」のフィールドワークなしに「むすびえ」にかかわれないなと、

近所の「こども食堂」でごはんをつくり始めました。

・ガパオライス

・ゴーヤーチャンプルー

・サンマとサツマイモごはん

・煮込みハンバーグ

・パンプキンシチュー

・ミートローフとピラフ

・八宝菜

などの主菜に、副菜としてサラダや小鉢、デザートのフルーツ

(材料はさまざまな企業や団体や個人からのご寄付もあり)

60人分の材料をひたすらセッセと刻む作業は、あまりに楽しく

ボランティア冥利に尽きるというか

私が癒されている~~~

 

デザートのイチゴから食べたいと泣き続けるこども。

友だちにちょっかいをだす、男のこ。

まさにワイワイ、ガヤガヤ、ビービー、キャーキャー

こどもたちの声と音も、ごちそうなのだと知り、

なにより大勢で食べるごはんは、とびきりおいしそうです。

 

追伸、

60匹のサンマを焼いた日は

「猫に襲われないように帰りましょうね」と言いあうぐらい

全身がサンマ・フレーバーに!

NO
年月日
名前
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5691 2024.04.20 長谷川輝波 言葉オブザイヤー@韓国の街中
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