リレーコラムについて

沼に、片足。

吉田早苗

サン・アドの大友美有紀さんからバトンをうけとった

吉田早苗です。

大友さんとはTCCの同期で、30数年前からいままで

ずっと「ロックなひと」だなって。

(フラワーチルドレンな印象の時代もステキでした。)

 

そして、初日のコラムはここから。

 

オタクの世界で繰り広げられているという「沼」「沼消費」。

どっぷりとはまり、ズブズブと抜けられない。

抜き差しならない感じも快感らしい。

私はファンクラブに入ったことも、追っかけをしたこともなく

いままで熱く、濃い世界を知りませんでした。

 

昨年末、友人に誘われてチャラ男芸人「EXIT単独ライブ」へ。

(もともとは「和牛」ファンだったのに~)

パシフィコ横浜の紅潮する行列から始まり、

まさかのDJ KOOが前座?というゴージャスさで、

EXIT登場の瞬間の5,000人のどよめきと歓声で、

私も友人も躊躇なく「沼」へダイブ。

 

揺れるペンライトやウチワ、会場でDVDを買うと撮影会に

参加できるシステム、グッズ即売会・・・

と、そこはまさに「沼消費」のぜんぶ買っちゃいたい気分で、

そしてなんだかとっても気持ちがいい。

(外野から遠巻きに「沼」を眺めていた時は、

なんでそんなものが欲しいの?原価は?という感じだったのに)

 

野鳥の会で愛用している双眼鏡を持参した私は、

生EXITをロックオンしたり、楽しい~ 浮かれる~

つかる感じ。ひたる歓び。連帯感のような感覚。

カノン砲から金のテープと紙吹雪が大量に降り注ぐと

オタク用語の「尊い」がアタマをよぎりました。

う~ん、モノが売れない時代に、こんな「沼消費」は

アリなんだ、熱い消費は存在すると実感したのでした。

 

追伸、

生「りんたろー。」様が、カッコよくて驚く。

NO
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