リレーコラムについて

じゅわり

小山真実

シズルが好きだ。

肉が焼ける音、
果物から溢れる甘さ、
バナナケーキの香り、
卵のツヤ感。

コピーライターにはいろんな仕事があるけれど、
いちばん「感覚」にどっぷりつかって書けるのは、
シズルなんじゃないかと思っている。

もちろん書くだけじゃなく、
食べることも料理も好きで、
気分がざわつくときには、
無心で野菜を刻み、鍋いっぱいのスープをつくる。
コトコト煮こんでいるうちに、
バラバラだった玉ねぎとパプリカの境界がなくなっていって、
トロンとした甘みが滲み出てくる。
鍋をかき混ぜて香りを嗅いでいると、
私はやっぱり魔法使いだったんだ!って気分になってくる。

なんなら人生だって、素敵に年を重ねてる人は、
その年齢ごとのシズルがある人ってことなんじゃないかな、と思う。

そういうことなので、
シズルや味コピーの仕事が嫌いだったり、
苦手だなって思いながら書いている方がいたら、
もったいないので私にください。

NO
年月日
名前
6045 2026.02.06 正樂地咲 これからも一緒に生きていこう。
6044 2026.02.05 正樂地咲 暴れん坊健ちゃん。
6043 2026.02.04 正樂地咲 美しい空、美しい月。
6042 2026.02.03 正樂地咲 赤ちゃん以来の歩く練習だ。
6041 2026.02.02 正樂地咲 今夜はカレーライスをつくろう。
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