リレーコラムについて

休日は薪わり

田口博史

【お詫び】このコラム、変なところで改行されて
読みにくいぞという方は、お手数ですが、表示の
ところの文字サイズを「小」にしていただくと、
ぴったりきます。

ところで、来年40歳になります。

まだ39歳なんですけど、なんだかやっぱり重いで
すね、40歳って。こんな風情で、まるでちゃんと
してなくて、40歳になっていいのか、という思い
もあるんですが、とりあえずなっちゃうんだから
しようがないです。

初対面で年相応に見られたことは、まず、ないで
す。いつもだいたい30歳ぐらいと思われてます。
10歳もサバよんでいただいているので、こっちか
ら実年齢を明かすような真似はあまりしません。
ウチの奥さんなんか、「ねぇダンナさん、年下な
の?」ってママさん連中から言われるたんびに、
ブーたれてます。※顔は99年のTCC年鑑に載っ
てます。

このあいだのTCC年鑑事業部の忘年会(?)で
TCCは来年40周年だという話題になって、「そ
うなんスよね、オレって年鑑と同い年なんスよ」
ってつい口走っちゃたら、博報堂の滝川さんが口
にしていたビールをブーっとやらんばかりに驚か
れていました。滝川さんとはタメで、荻さんもタ
メなんで、40周年ブラザースなわけで。
二次会のカラオケで泥酔した滝川さんが「タメぐ
ちでいい?」と据わった目で私に囁いたのが忘れ
られません。

昨年の5月、これは年相応なのですが、家を建て
ました。都心からはちょっと遠いのが難点ですが
この家が、私の唯一の自慢でして。子どもが駈け
てまわれる広いリビングや庭にある8畳ぐらいの
ウッドデッキも自慢なんですが、それより何より
薪ストーブです、自慢は。イイんですよ、これが
また。火をつけて、薪を入れて、しばらくしたら
また薪を入れて。休みの日なんか、2時間でも3
時間でも、ただストーブの前にいる、みたいな。
なんか、それだけで癒されるんですよね。

薪は、近くの神社や林みたいなところから調達し
ます。倒れている木があると、「これもらってい
いスか?」って断って、家からチェーンソー(エ
ンジン型 昨年買いました)持ってきて、こまか
く切って、クルマに積んで。家に帰ると、斧(こ
れも買いました)で、薪わりです。これが結構な
重労働。2〜3日は、腰がいうこときかない状態
になります。あとで、ストーブに癒されたい一心
で、薪わりをしてます。

でも、薪わりしてる姿、子どもにはイイみたいで
す。いつもそばでじーっと見てる。大げさかもし
れないですけど、父の強さを見てるのかなと思い
ます。

それでは。

田口博史の過去のコラム一覧

0571 2001.12.21 サンタさん
0570 2001.12.20 休日は薪わり
0569 2001.12.19 指名手配
0568 2001.12.18 警視庁刑事部
0567 2001.12.17 黄金旅程
NO
年月日
名前
5691 2024.04.20 長谷川輝波 #マイナス5キロジーンズ@韓国の街中
5690 2024.04.17 長谷川輝波 言葉オブザイヤー@新宿ゴールデン街
5689 2024.04.12 三島邦彦
5688 2024.04.11 三島邦彦 最近買った古い本
5687 2024.04.10 三島邦彦 「糸井重里と仲畑貴志のコピー展」のこと
  • 年  月から   年  月まで