リレーコラムについて

好きな食の話

久能季恵

食べることが、好きです。昼ごはん食べるときから、夕ごはんなに食べようかなって考えてる(この仕事してるからには夜も外食だし)。イタリアンも、中華も、和食も、それこそもんじゃとかのジャンクも好き。

高くておいしいのはあたりまえ。いかにほどよい金額のおいしい店に出会えるか。それがいちばんですよね。
しかし、食べるものもデフレになりましたね。ちょっとした店でも、夜のコース3800円からある。昔は6000円からとかだったでしょ。アラカルトも1000円以下だし。とってもうれしいことだけど、デフレは景気悪い循環のひとつになってるから、複雑な思いもするけど。

和食が、いちばん好きです。ただ困るのは、スッゴイ気取った店で、いまの季節だったら庭に降りつもる雪に見たてました、なんて料理が出てくるとき。わっキレイとは思うけど、おいしそうとは思えない。なんかお尻がむずむずっとしてしまう。食べものなんだから、最初においしそう、食べたいって感じたいじゃないですか。
近ごろ思うこと。究極のおいしい食べものって、旬のおいしい食材そのものの味ができるだけ生かされているものじゃないかなあ。いかにも手をかけました、作り上げましたっていうんじゃなくてね。すごくおいしいダシで炊いたふろふき大根とか、つるむらさきをゆでて醤油ダシとかつおぶしをかけたのとか、大トロをさっとあぶったのとか。食材そのものがおいしくなくっちゃできないことなんだけど。

コピーライターのはしくれとしての本日のまとめ。
いかにも、コピー書きました、作り上げましたっていうコピーがいいこともあるんだけど、純粋にスッと人の心に届くコピーを書きたいなあ。あっそうか、そのためには自分がおいしくなっくちゃダメなんだよね。

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