リレーコラムについて

と、いうわけで。

山根哲也

そんな名前のラブホテルが、京都にある。
四条大橋を東に入り、鴨川沿いを下がる。
5分ほど歩けば「と、いうわけで。」の看板が見える。
すぐ目の前は、鴨川。
京都の恋人たちは、鴨川で等間隔に座りながら、
まったりするのが定番デートコース。
大学までを京都で過ごした僕も、そうだった。
初めて遊んだり、いい感じと思いこんでいたり。
カタチは違えど、鴨川で女の子たちと過ごした。
冗談半分、本気半分で
「と、いうわけで。行かへん?」と誘ってみる。
ほとんどが「アホか」の一言で終わる。
男友達の中にも試みたやつはいた。
しかし、自慢話は一度も聞いたことがない。

コピーライターという職業に就いてから、
いいネーミングだなと思うようになった。
会話になるラブホテル名。「と」の後の「、」がいい。
男のちょっと滑稽な感じもしたりする。
今では、僕の好きなネーミングのひとつ。
やっぱり、成功談は聞いたことがないけれど。

と、いうわけで。

有本さんからバトンを受け取った、
ライトパブリシティの山根哲也です。
「鏡を、疑え。」というコピーで2015年度新人賞を頂きました。
(有本さん、POLA APEXお買い上げありがとうございます!)
一週間よろしくお願いします。

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