リレーコラムについて

続・ぎいちせんせい 

鈴木契

TCCの会費がまだ払われていないようです。
どこかの謎の紳士さま、お願いします。

ぎいちせんせいもたまに仕事をします。

コンテにしてもらえない案に対して
なんでダメなんですか?と聞いても
「だっておもんないもん。」で終了です。

面白い案が出てテンションが上がって
「義一さん、これでカンヌいけますかね?」と
聞くと
「関空の橋もまだ渡っていない。」
と言われます。
東京の皆様だと成田エクスプレスにも乗っていないという
意味でしょうか。

ぎいちせんせいにはよく
「こうすれば世間に赦してもらえるんちゃうかな?」という
志が高いのか低いのか分からないディレクションを
していただきました。

広告というのは古くはアダムとエバの時代から
聞きたくもない人にモノを売りたい、伝えたいという
世間の皆様から求められていない原罪を抱えています。
禁断の木の実を食べてしまった表現なのです。

ぎいちせんせいはまさに案に赦しを与える存在です。
そういえばあの痩せ方は
イエスキリストの痩せ方と似ています。
故郷の飯田では十字架を背負ったお葬式が
行われると聞いた事があります。
まさかとは思いますが再臨したキリストなのかもしれません。

しかしクライアントから怒られた時には
エレベーターで「怒られちゃったな。テヘ。」と
反省の色がまったくありません。
だからキリストではないと思います。

いま後輩を持つ身になって一番役に立っているのは実はこの考え方。
2015年風に言うとあらゆるコンテンツの基準は
ゆるしてもらえるかどうか、という視点。
そもそも知りたくもない情報を知って頂くときには
最低限ゆるされてないとダメだよと。
それはどんなメディアでも、
どんなコンテンツでも同じ事。
それは最低限のサービスという
ことなんでしょうか。

おもしろくてもいいし、
かわいくてもいいし、
きれいでもいいし、
なんでもいい、
ただ最低限のゆるしを得ないとダメなんですね。

ぎいちせんせい、これぐらいでゆるしてもらえますか?

2日連続でぎいちせんせいの話を読んでいただきありがとうございました。
ぎいちせんせいの弔辞はこれを下書きにして挑もうと思います。

NO
年月日
名前
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