リレーコラムについて

コピーがはかどるラジオ局

阿部光史

僕は最近、家にADSLを導入しまして、
大型データのダウンロードもぜんぜん怖くない
たいへん快適なブロードバンド生活を楽しんでおります。
ちょっと先の未来の息吹を感じる毎日なのです。
そして、ネット上であるものを発見して、
今とても幸せなのです。
と、同時に、ちょっと怖くもなったりして。

今日は、これから主流になるかもしれない
ネットの楽しみ方、
ストリーミング放送のお話です。

みなさんは、ストリーミングというコトバを
お聞きになったことがあるでしょうか。
インターネット経由で、
リアルタイムに画像や音声を送る技術と考えていただければ
間違いないと思います。

そして、今ネット上には次々と新しい
ストリーミング放送局が誕生してます。

iTuneというマック専用のフリーソフトがありまして、
これがあれば、たくさんのストリーミングラジオ局の放送を
楽しむことができます。
今数えてみたら、登録局が504もありました。
この中には、ありとあらゆる種類、
クラシックから宗教、ジャズ、ロック、ラップ、レゲエ、
最新のテクノまでの音楽や、ニュース番組、
アメリカの大学の学生ラジオ局まであります。
音楽の充実ぶりはほんとうにすばらしく、
デジタルなので音質も悪くない。
録音して、クルマで聞いても全然平気なのです。
しかし。。。

(怖いことその1)
「全く広告がない。」

これがすばらしいところで、しかし怖いところなのです
音楽曲のほとんどが、本当にノンストップの
24時間音楽放送なのです。
これは500チャンネルの有線放送を家にひいたのと、
同じことを意味します。
音楽好きの僕としては、
こんなに多くのの音楽チャンネルが
いつでも聞けるというのは
幸せ以外のなにものでもありません。

しかし、広告は入ってない。
すなわち、この放送に慣れ親しんでいく人々は、
広告に触れる機会が激しく減少していくのではないか。
イコール広告屋の仕事の価値は下がっていくのではないか。

(怖いことその2)
「音楽CDを買う必要がなくなった。」

日本の音楽を流す局は現在一局も登録されてませんが、
それ以外なら、たいていのジャンルは網羅されています。
最新の曲も流れるし、たとえば家にCDがなくても
音楽的に不自由することはほとんどないでしょう。
ということは、家にCDをストックしておく意味が
減少することを意味します。

すなわち、もうメガCDストアで
いっしょうけんめい輸入CDを選んで購入しなくても
タダでラクにいろんな音楽を楽しめてしまうのではないか。
あ、これは別に広告屋には怖くないか。

はてさて、
この先、音楽をとりまく環境は、
どこまで変化していくのでしょうか。
これまでのラジオ放送も
すっかりカタチを変えてしまうのでしょうか。
とりあえず、ウチが音楽にかける費用は
格段に減ると思われるので、
そこは大変ハッピーなんですけれども。
CDって高いですからねー。

で、最初のコピーがはかどるラジオ局なんですけれども、
それはsleepbot environmentalという局なのです。
24時間環境音楽ラジオなのです。
興味のある人は探してみてください。

う!朝だ!出張だ!
では!

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