リレーコラムについて

佐藤さんと仲良くなろう

佐藤雄介

どうも佐藤CDから、
TCC事務局の佐藤さん経由でオファーがきて
今週のコラムを書いております。
佐藤です。

ということで、世界に佐藤は溢れています。

「佐藤」のルーツは「藤原氏」だそうで。
ひらたくいうと、当時は「藤原」という名字が多すぎて、
区別するために「佐(すけ)」という職業の位をつけ生まれたのが「佐藤」
それが、繁殖したみたいです。ワサワサと。

僕の場合は、親のセンスがすばらしくて、
下の名前に「ゆうすけ」という名前をつけてくれました。

佐藤 ゆうすけ

ググると5万件以上ヒットします。
溢れています。

同姓同名さんが多いので。
「あ、私の友達に佐藤ゆうすけ君、2人いるよー」
といわれること、よくあります。

紹介されると、
「どうも、佐藤ゆうすけと申します」
「こちらこそ、佐藤ゆうすけと申します」
「(2人で)あはは」
というお約束。よくあります。

そんな時ふと、
「僕は、佐藤ゆうすけ君とは仲良くなれるのかなぁ」
と思うことがあります。

同姓同名同士は、仲良くなれない説。

もちろんそんなことはなく、
同姓同名同士で、親友みたいな。
ちょっとしたアンビリバボーなケースもあるとは思います。

でも仲良くなるハードルは、
少し高くなっちゃう気がします。

名前って、やっぱりアイデンティティだから、
それがまるっきり共通だと、どこか意識しちゃう。
まず、相手をなんて呼べばいいかわからないし。
「だから、佐藤ゆうすけはダメなんだよー」なんて、
口に出した瞬間、自分に言ってる気がしちゃう。

まぁ、でも「佐藤ゆうすけ」なんて無色透明な名前。
そんなに意識しなくてもいいはずなんですけどね。

最近、神聖かまってちゃんというバンドが、
「死ねー 佐藤、死ねよー 佐藤」という
キテレツな歌を歌っておりますが、
まったく傷つかないのも、
この匿名性の高い名前だからだと思いますし。

よかった、佐藤で。

NO
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