リレーコラムについて

この季節の持病について

荒木俊哉

こんにちは。荒木俊哉です。
7月も半ばだというのに、東京はまだ梅雨明けしないのでしょうか。
もしかして明けてたらすみません、テレビがありませんでして。
画面がむしょうに恋しくなるとビッグカメラに行き、
テレビの前に30分ほど立ち尽くして
電波シャワーを全身にくまなく浴びて帰宅したりしています。

蒸し暑い夜がつづいていますが、
私、この時期になると、
すごく恥ずかしいクセがでてきちゃうのですね。
寝相です。異常に動き回るとかではありません。
朝起きると、すごく恥ずかしい姿で寝ているのです。
これ、むしろ病気かもしれません。寝相病。

今年は、「ベッドに両足をかけて床で寝る」という寝相病のようです。
(ちなみに、毎年症状が異なります)
ちゃんとベッドで寝たにも関わらず、朝起きると床で寝ていて、
しかも両足がベッドにかかった人間クランクのようなあられもない姿になっています。
誰に迷惑をかけているわけでもないのでよいのですが、
寝るたびに腰が痛くなるのがどうも辛いです。

その寝相病のなかでも、これまで一番辛かったのが、
「寝ると必ず半裸」というものでした。
中学2年生の初夏、まだ実家で暮らしていたころ。
昔から朝が弱かったので、必ず母に起こしてもらっていたのですが、
ある朝、全然起きない僕の布団を無理やりはぎとった母は、その場で棒立ちに。
それもそのはず、私の下半身は、パジャマどころか、パンツまでも失い、
どうにもみじめな姿をさらしていたわけでして。
(その後、母は無言で部屋をあとにしました)

この寝相病、手を変え品を変え対処しようとしたのですが、
完治するまでに半年近くかかったと記憶しています。(詳しくは言いませんが)
そう、なぜこの話をしようと思ったかは、次のコラムで。
では、さようなら。

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