リレーコラムについて

コツ4

山崎英生

タバコは全く吸わなくて嫌いなんですが、喫煙ルームに行くのは好きな、山崎
英生です。
それで思うのですが、タバコを吸っていない私は正義で、吸っている人は悪。
だから自分はいくら権利を主張してもいいのだ。もっと喫煙家を隅っこに追い
込むんだ!もっと喫煙家は苦しんで当然だ!みたいな田嶋陽子的な人っている
と思うのですが、それって優しくないですよね?っていうか、そういうのは卑怯な
気がします。
絶対に自分は負けない安全な所から発言する人って嫌いです。物事の一面しか
見ていないようで。
絶対誰にも迷惑をかけていない人なんていなんですから。

大体、何で僕がタバコを吸っている人の肩を持つかというと、タバコを吸ってい
ない人より、吸っている人の方が面白いという、僕の人生をかけたマーケティン
グデータがあるのです。そう思いません?
松本人志、明石家さんま、島田紳助、山崎隆明・・・など有名人だけではなく、
一般的にも、タバコを吸っているということは、好奇心と危険に立ち向かう冒険
心を持ち合わせているんだから、面白い素養があるはずです。
健康に悪いのが分かっていながら吸うと言う、’あまのじゃく’な考え方も人と違
う面白い切り口を見つけるのに役立っているはずです。

中学校時代、僕が住んでいた街に、小学生から「金八」というニックネームで呼
ばれていたホームレスの男性がいました。今から考えれば、ただ髪の毛が長か
っただけなんですけど・・・。
いつも中学校の校門の前でうろちょろしていたので、学校で知らない人はいな
いくらい有名で、髪の毛を振り乱す仕草など、ホントそっくりでした。
何も娯楽の無い、超田舎だったので、その存在自体が刺激的で、僕は見かけ
る度にテンションが上がって、キャーキャー言ってました。
そんなある日、僕は気づいたのです。何でいつも、中学校の周りにいるのかが。
それは、不良がタバコを学校の周りで吸うから、その吸いガラを拾いに来てい
たのです。それを小さな枝に突き刺してタバコを吸っていたのです。
僕たちを喜ばしに来ているんじゃないんだと、少しがっかりしました。
でも結果的に、僕に喜び、幸せ、笑いを振りまいてくれていたことは事実です。

このように人に喜び、笑いを与える存在の人は、タバコを吸うもんなんです。

僕が喫煙ルームに行くのも面白いからです。面白いことが起こる可能性が高い
からです。なので、必要悪という言葉もあるくらいなので、面白い世の中にな
るためにも、喫煙家をこれ以上、会社や学校で阻害するのは止めにしませんか。
世の中が面白くなくなるかもしれませんよ。イヤでしょ?
このコラムを読んでいる人は、すごく面白いことが好きな人達のはずですから?

PS 
金八のモノマネの仕方は、髪の毛が短くても、無い髪を振り乱す動作をして、
「さんねぇ^んびぃ^ぐみぃ。なんですかぁ〜」
と言えば、簡単です。それでも伝わらなかったら、
「おまぇ^達は腐ったミカンじゃないぞ〜」と念押しするのがコツです。

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