リレーコラムについて

手帳

町田聖二

こんばんは、camome町田です。

去年の秋、電通を辞めるのに、
ロッカーを片付けていると、
歴代のDENNOTE(電通支給の手帳:意外と愛用者多し)が大量に出てきた。

自分の勤めた歴史に敬意をこめて
1992年のDENNOTEから開いてみると、
自分でも忘れていたのだが、日記的に手帳を使っていたようだ。

急速に思い出がよみがえる。
当時は、岡(康道)さんの下にいたので、
その書き込みに占拠されている。

某日。
岡さんの冬物スーツ10着。
麻布十番の白洋社に、クリーニング受け取りへ。
ついでに、○○プロダクションによって、岡さんの借金返す。

某日。
岡さん、風邪休み。柿とメロンが食べたいと連絡アリ。
また、風邪のときのメロンは、アミアミのやつという銘柄指定アリ。
それはともかく、春に柿はないとおもいきや、1個2000円の柿発見。
しかし、岡さんにはまずいと一蹴。おまえ喰えとも言われる。

某日。
岡さん、僕のなけなしのタクシー券奪い、那須に帰る。
72000円なり。翌朝、次長に呼び出される。
「まっちゃんの家、秋葉原でしょ、なら3万往復できます。どこまで行っちゃったんですか!」
と怒られる。

某日。
・ ・・・・

電子手帳に浮気したこともあるけれど、結局14冊のDENNOTEを使った。
ことしからは、市販のものを使い始めたけど、まだなじめてない。

10年後、会社を辞め独立した今年の手帳を開いて、どう思うか。
ちょっとたのしみです。

一週間、退屈な文章にお付き合いいただいて、ありがとうございました。

来週の走者は、電通の芳谷さんです。

では、がんばってね。

NO
年月日
名前
5776 2024.10.11 飯田麻友 同じ店のバーガー
5775 2024.10.10 飯田麻友 令和の写経
5774 2024.10.09 飯田麻友 最後の晩餐
5773 2024.10.08 飯田麻友 「簡単じゃないから、宿題にさせて」
5772 2024.10.04 高崎卓馬 名前のない感情
  • 年  月から   年  月まで