リレーコラムについて

ロックと私

稗田倫広

ADKの近藤さんからバトンを頂戴しました、
電通九州の稗田DEATH。
よろしくお願いしMATH!
にこやかに近づいてきてブスリと刺す、
「羊の皮を被った狼」近藤さんから、
「ロック魂で突っ走る電通九州のナイスガイ!」
なんて紹介頂いて、身に余る光栄です。
すごくうれしいです、ロックキッズ(死語)なもんで。

そもそも僕とロックの出会いは
小学校4年のとき。
きっかけは、親が聞いてたビートルズでした。

初めて買ったレコードは?みたいな話になると、
つい「ビートルズのリボルバーですね。」と
遠い目をしながら言ってしまうんですが、
すいません、うそです。
と断って「ホントはゴダイゴのモンキーマジックなんですよぉ、てへ。」
と二段構えで、さらに遠い目をしながら
言っちゃうんですが、これもうそです。
ほんとは谷村新司の昴です。今日告白します。
かっこつけてごめんなさい。

そんな話はどうでも良くて、そうそう、
人生においてロックに助けられたことが二度あります。
一度目は中学3年生の、ジョージハリスンのアルバムを買った帰り道。
その頃、福岡の久留米では
ヤンキーがレコード店の前でレコードをたかる、という
ちょっぴりインテリジェントな現象が起こっていました。
今で言うところの、レコード刈り。(言わない言わない)
タイミング悪く、「オマエ、何のレコード買ったとや?」と
囲まれてしまいました、商店街のすみっこで。
そのヤンキーはレコードをじっくり見た挙句、
「ジョージハリスン?ジョージベンソンやったら知っとるけどな。」
という名言を残してレコードを取らずに立ち去ったのでした。
「ああ、ロックファンでよかったな。」そう思った初めての日でした。
もしも僕がフュージョンファンだったら、身ぐるみ剥がされてたに
違いありません。っていうかジョージベンソン知ってるヤンキーって
どんなヤツだよ、って感じですけどね。

それがロックに助けられた一度目。二度目はえーっと、
すいません、無いかもしれません。また思い出したら書きます。
尚、明日はイカの話です。

NO
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