リレーコラムについて

ラジオおもろい(1)

櫻井瞭

お世話になります。
櫻井瞭と申します。

尊敬する中山佐知子さんから
バトンを渡していただきました。
すごく嬉しいです。

佐知子さんは、
周りの人によく

「月ぐらい見ようよ〜」
と言います。

僕は忙しいと目の前のことで
てんやわんやしがちなところがあるので、

この言葉を思い出して、
たまに空を見上げて、肩の力を抜くようにしています。

なので心の中にいつも、
バーチャル佐知子さんがいる感じです。

佐知子さん、バーチャル佐知子さん、
いつもありがとうございます。

そんな感じで話し始めましたが、
わたくし、櫻井と申しまして、

ありがたいことに、
今年2023年、TCC新人賞をいただきました。

なので、今回が初めてのリレーコラムです。
温かい目で見守っていただけると嬉しいです。

僕の今の肩書きは、
「CMプランナー/構成作家」です。

広告のお仕事半分。
番組のお仕事半分。

どちらもまだまだこれからですが、
両輪で今はがんばっていきたいと思っています。

という人間なので、
今回はせっかくですし、
広告じゃないほうの話を
たくさんしますね。

いま「番組」
と言いましたが、

自分の場合、
ほぼすべてが「ラジオ番組」です。

芸人さんのいくつかのラジオ番組に、
構成作家として入っています。

どんな仕事をしているかと言いますと、

台本を書いたり、
番組のコーナーを考えたり、
大喜利のメールを選んだり。

ほかにも、
SNSの投稿や
プレスリリースも書いたりします。

あと、一番大事なのが、
芸人さんと一緒に収録ブースに入って
トークのサポートをしたり、雑談したり、
隣で笑ってリズムを作ることです。

難しい仕事ではありますが、
僕はこれは構成作家の特権だと思っています。

今までずっと
イヤホン越しに聴いてきた芸人さんの声を、
自分の耳で生で聴くことができるのです。
さすがにグッときます。

自分は中学生のころから、
ラジオを聴くのが好きで、

深夜ラジオにネタを送るのが
趣味でした。

いつもテレビの向こう側にいる芸人さんたちと、
このラジオという夜の秘密の場所では
直接つながっているような感覚になれるので、

もうずっと夢中になって
ハガキやらメールやらを送ってきました。

なので今こういう仕事ができているのは
本当にありがたくて。

お世話になってきた皆さまへの
感謝の気持ちでいっぱいです。

今週のリレーコラムでは、
ラジオ、特にラジオ番組について、
いろいろお話しさせてください。

ラジオおもろいです。

タレントさんとの距離感とか、
びっくりするほどの予算感とか、
なんかこうゆるくて優しい人が多い感じとか。

ラジオを聴く人がもっと増えて、
ラジオ業界がもっと潤いますように。

あと、僕の担当している
TBSラジオ「ダイアンのTOKYO STYLE」のリスナーが
めちゃくちゃ増えますように。

ではでは本日から1週間、
どうぞよろしくお願いします。

それではお聴きください。

♪〜「二人の間 / ダイアン」

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年月日
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