リレーコラムについて

3文字言葉と仲良くなろう、ぼこい君

川名宏昌

こんにちは。

電通デジタル 川名です。

勝手ながら今週このリレーコラムの場を借りて、

今月うちの部にやってきた新入社員ぼこい君に

大々的にエールを送っています!

今日はその2回目。

 

さあ、ぼこい君!

今日も勝手に話しかけるので、よろしく。

 

まず最初に。

たいていこの手の

先輩から後輩へ的な読みものは

厳しくもやさしい「上から目線」がお約束なんだけど、

昨日からこのコラムは

どこか「ななめ上から」なムードを醸してるの

気づいたか、ぼこい君。

 

それはだ。

ホントのところ、

自分でもぼこい君に何を言ったらいいか

よく分かってないからだ、きっと。

まったく、そんな自分が何でこんな読みものを

書き始めてしまったんだろ・・・って思うけど、

まあいい、気にせずいくぞ、ぼこい君!

 

自分自身、右も左も分からない

デジタルクリエーティブの世界に飛び込んでまだ1年。

言ってみりゃ

ぼこい君よりたった1年先輩なだけで、

毎日、最前線で猛烈に実戦経験を積み重ねてる身で。

※昨年7月から現職場に出向中

 

必死の思いでピッチに勝ったり、

オンオフ統合キャンペーン立ち上げたりしながら、

少しは、デジタル時代の新人は、こうしたらいいかもよ?

みたいなことが言えるかもと思って、

うっかり書き始めてしまったというわけです。

 

しかし、あれだな。

話はガラッと変わるけど、

デジタルって、

何でこんなに3文字言葉が多いんだろな。

 

CTR

CVR

CPA

CPI

ROI

LTV

MAU

DSP

SSP

UAC

 

まったくもって、

WTF

って思ったよ、一年前は。

 

コミュニケーションとか表現とか、

人間相手の仕事のはずなのに、

なんでこんな無味無臭の記号みたいなのとばかり

向き合わなきゃいけないんだと。

 

だいたい、こういう言葉は必ず

たくさんの数字を引き連れて

エクセルのシートにずらーっと並んでて、

どいつもこいつもコンマ何桁を競い合っていて。

 

眺めてると、

あれ? 

俺こういう仕事がしたかったんだっけ?

俺の仕事って何だったっけ?

・・・みたいな

 

けどだ、ぼこい君。

そこはひとつ、社会人らしく

ぐっととこらえて

こちらから少し歩み寄ってみたよ、俺は。

 

新しい言葉と出会ったら、

たとえば、CTRって、

えーっと、Click Through Rateだから、

そっか、と。

誰かの中で何かが起こって「カチッ」となった割合かー。

みたいなとこまでイメージしてみたら、

なんか、少し腑に落ちる感じがしてこない?

 

LTVは、

Life Time Valueだから・・・

その人がこの先の人生、

歳を重ねたり家族との関係を変えたり、

興味関心を深めながら、

どんな風にこのブランドとつきあってくれるか。

 

DSPは、

Demand Side Platform、つまり、

広告を出したいって

デマンドしてるサイドのプラットフォーム?

 

まあね、

中にはルー語みたいになっちゃうのもあるけど。

でも、よそよそしかった3文字言葉も、

襟を正して向き合って、

自分なりに意味を開いて、

その向こうにいる人の様子を思い浮かべてみると、

自分がやってる仕事にぐっと寄り添ってくる・・・

数字まで一個一個がなんかを語りかけてくる・・・

そんな気がしてくるんだ、ぼこい君!

 

たとえば、とあるSNS向け動画。

なんで冒頭何秒でロゴを出したほうがいいのか。

なんでタイトなショットで構成したほうがいいのか。

なんで最後にECサイトをチラ見せするとうまくいくのか。

 

みたいなTIPSも、

ただの事例の寄せ集めじゃなくて、

生きたスキルになってくるような。

表現のさじ加減っていうか、

見る人にどんな風に作用して、

KPIにどう表れるか

イメージが湧いてくるっていうか。

そういうのを体感として知っているってことが

オンオフ統合時代の、

これからの(てか、今かも!)表現の作り手には

ものすごく大事なんじゃないかなーって思う、

今日この頃です。

 

だからだ、ぼこい君!

3文字言葉と出会ったら、

嫌な顔して遠ざけないで、どんどん仲良くなろう。

まずは、あいつらをどれだけ味方にできるかが、

デジタルクリエーティブではいい仕事への近道!

と、考えてみようか。

 

ところで、ぼこい君。

広告って、何のためにあると思う?

商品を買ってもらうため。

ブランドを好きになってもらうため。

大切なことを多くの人に知ってもらうため。

 

そういうの全部ひっくるめて、

デジタル広告の世界では、

CV

ってひと言で言ったりするね。

 

じゃあ早速。

このCVって言葉の向こうにどんな景色が見えるか、

人がどんな気持ちの果てにこの言葉に至るのか、

新しい仕事に取り組むときは

まずはそこを想像してみることから始めてみるか!

 

お、なんとかまとまったか、ぼこい君。

じゃあ、また明日。

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