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山本絵理香

最近、海のそばに引っ越しました。

 

それで海をほぼ毎日見ているのですが、

遠目では超綺麗なんですけど、目の前には結構ゴミが落ちているんです。ビックリするほど。

落ちているのは、流木というか建材。ビニール。ペットボトルや缶。油。とかで、

遠くからやってきたっぽいものもあれば、その辺で捨てただろうというものもあります。

10年近く住み続けるおとなりさん(サーファー)によると、

これらは、風に運ばれてやってくるそうで、オンショア(岸に向かって吹く風)の日がひどく、

オフショア(沖に向かって吹く風)が2、3日続くと、

シュノーケリングを楽しめるほど海が澄むそう。

毎日見ていると確かにそうで、

その差のせいか、環境を強く意識せざるをえなくなったこの頃です。

ちょっと前まで、ゴミの分別すらめんどくさいと思っていたのに。。。

 

そのおとなりさんに、もうひとつ教えてもらったことがあります。

「エシカル」という言葉(形容詞)。

直訳すると、「倫理的」という意味。

それは、「人の良心と結びついていて、人や社会、環境に配慮されている」ということで、

「エシカル消費」というと、買い手と売り手に利益があるだけでなく、売られるまでの過程で、

自然や動物を犠牲にせず、作り手の長時間労働や

やばい農薬などで健康を脅かさずに作られた商品を買う。ということだそうです。

 

この言葉を知って調べて、

一番驚いたのは、こんな超当たり前のことが、いつも手に取っている商材や、

自分が担当させていただいてきた商材の中にも、

エシカルではない=誰かを不幸にしている場合があるということ。

例えば、

・卵を使った商品。使われている卵は、超高密度のケージ&窓なし飼育ではないか?

(何年も前にカンヌのフィルム部門でグランプリをとったチポトレの動画がふと頭をよぎりました。)

・洋服を作る綿。枯葉剤を適正量以上に使っていないか?枯葉剤の使用方法をちゃんとレクチャーしているか?

・大量生産しすぎて、売らずに廃棄処分されすぎていないか?

とかとか。

いろいろ調べているうちに、ふと、、、

今まで担当した商品のこういう点を気にせずに、広告を作っていたなあ。

もしかしたら誰かを不幸にしてしまう商品を売るお手伝いをしていたかも。

と、怖くなってきてしまいました。そうではないと信じたい!

 

・・・気にしすぎかもしれません。考えすぎなのかもしれません。

でもでも、消費以外にも、自分にできることを考え、行動できたらと思う今日この頃でした。

 

 

参考文献:末吉里花「はじめてのエシカル――人、自然、未来にやさしい暮らしかた」2016年著

山本絵理香の過去のコラム一覧

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