リレーコラムについて

コトバのおすそわけ③オスカーワイルド/アンディ・ウオーホル

斉藤直之

みなさんこんにちは。
コトバのおすそわけの第3回です。
今日は、山口周さんの
『世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか』以来、
昨今の業界でよく取り沙汰される「アートとビジネス」
についてのおすそわけです。

では、どうぞ。

銀行家が夕食会に集まるとアートについて議論し、
アーティストが夕食会に集まるとお金について議論する。

オスカー・ワイルド

 

『アーティストのためのハンドブック
~制作につきまとう不安とのつきあい方~』
から拾ったひと言です。

確かにそうかも知れないな、と思わせる
妙な説得力がありました。

夕食会にふさわしい話材という視点よりも
アーティストと銀行家のコントラストに、
面白さを感じました。というか、アート界と金融界は、
日経新聞の文化面が充実しているように、意外と
近い場所にあるのかもしれませんが。

お金がたまると使う場所が必要になり、
必然的に唯一無二の価値を持つものへと意識が向かう。

唯一無二のものを創っていると、本音ではその市場価値が気になる。
なんだか、面白い対比だな、と思いました。

ちなみに、アンディ・ウォーホルは
「うまくいっているビジネスは、最高のアートだと思う」
と言っています。アップル社という会社は
ジョブスのアート作品である、と言えば、そうかもしれないな、
と思うし、ビジネスとアートを対極の概念として考えることが
もう、なんだか今日的でないのかもな、とも思います。

今日は、2人の天才アーティストの
コトバのおすそわけでした。

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