リレーコラムについて

からあげクン

片岡良子

からあげクンが大好きです。

私がもし某番組の審査員シェフだったら、
試食もせずに「合格」の札を挙げると思う。
いや、「感謝!!」の旗を掲げます。

自分の中で、
なんとなくナチュラルローソンが受け入れられないのは、
からあげクンが置いてないから。
「からあげクンってナチュラルじゃないじゃないですか〜」
とでも言いたいのか、きみ?
認めないぞ?それで、ローソンの妹分みたいな顔するの。

 

今は感染予防対策の観点からも難しいのですが、
私はからあげクンを食べるなら絶対路上!と決めております。

ローソンから出て、
ローソンではないどこかへ向かう道の途中で食べてしまいたい。

だって、家まで持ち帰ってしまうと、
まあ家だしお皿にでも移し変えるかぁ…となって、
それでは「唐揚げ」になってしまう。

オフィス空間に持ち込んでしまうと、
愉快なパッケージが際立ってしまって、
ツッコミ待ちのヤツだと思われそう。

お空の下、コンクリートを踏みしめながら。
夏なら夏の、夜なら夜の空気を肌で感じながら。
パッケージのピシッと硬い紙から伝わる
からあげクンの微熱で手元を温めながら。
付属のつまようじで、1個ずつ刺しながら食べる。
からあげクンの所作としては、これが一番しっくりくるのです。

まず1個目。
なんだってそうですが、ひとくち目が一番うまい。
なんなら、口に入れる直前、あのサクッと感が
脳内再生される瞬間がたぶん美味しさのピーク。

そこから、1つ、また1つと、
一心不乱にむしゃむしゃすれば、
アホみたいに幸せな気持ちが溢れてくる。
と同時に、1つ、また1つと、
からあげクンの終わりが近づく寂しさもこみ上げる。

そして5個目。世界一名残惜しいラス1を、
大事に噛み締めて食べ終わる頃には、
もう「うまい」「しあわせ」「最高!」しか考えられない。
キマるのです。

「大抵の悩みは、プライドを捨てれば解決する。」と
どこかのカリスマ美容師が言っていたけれど。

からあげ5個分の楽しい帰り道は、
人を能天気にして、
悩むことすらバカバカしいと思わせてくれます。

こんなに健康的なこと、他にある?

ということで!やっぱりからあげクン、
ナチュラルローソンにあって然るべきじゃないですか?
ぜひナチュロさんでも取り扱って頂けますと幸いです!

_______________________________

以上で、コラムを終わります。取り留めのない話ばかりで、
なのに書くのに時間が掛かってしまい3本だけですみません汗

次は、谷山クラス同期で、今でも姉貴のような存在
(だと私が勝手に思っている)
石本香緒理さんにバトンを渡します。石本さんよろしくお願い致します!

片岡良子の過去のコラム一覧

5237 2022.01.29 からあげクン
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5235 2022.01.25 やらされ仕事
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