あのひとのこと④
「副田高行」
いいコピーライターになるなら、
いいアートディレクターと組むのは、とても大切だ。
と、一倉広告時代によく一倉さんが言っていました。
たしかに、コピーライターがいつも組んでいるアートディレクターって浮かびますよね。
葛西さんと安藤さん、細谷さんと秋山さん・・・。大御所ばかりですいません。
コピーライターはなんとなく女房役、みたいなイメージです。
売れっ子の一倉さんは実にいろんなレジェンドと組んでいましたが
アートディレクターの副田さんだけはなんとなく逆で、個人的に思うに「コピーライターの女房役」みたいなイメージです。
なにせ、コピーを大きく読めるように「立てて」くれる。
らんぼうに削ったり、勝手に小さくもしません。
そんなこと当然だろうと思っていましたが、「代理店ではそんなことはない」と。当然ですねw
なので、コピーライターはみんな副田さんが大好き! と思っています。私も。
先日、虎ノ門広告際で副田さんと食事の席で久しぶりにご一緒したのですが。
話をしていて、副田さんってほんとうに誰かを喜ばせるのが好きなんだなあとしみじみしました。
副田さんのアイデアが面白いのも、
「○○さんという人は〜」から始まるスピーチが面白いのも、
そういう「喜ばせ好き」から来るものなんだろうなあと。なんかわかる〜〜!
副田さんって、そこに、ほんとうに無理がない感じです。ほがらか。
年を取ると、ひとは持って生まれた、ありのままにしか生きられないんだなあと最近特に思うので。
副田さんは、コピーライターだけじゃなくてCDもクライアントも喜ばせたいから、
誰かの言葉を借りると本質的に根っからの、広告職人なんだと思います。
副田さんはシュークリームが好きです。
たくさん話すのも好きです。
私は自分の和加という名前から
「口が二つあるからおしゃべり!」とコピーの子ども向けレクチャーで言うんですが、
「副田高行」って名前に口が3つもある・・・・・・と今気づきました。それだ。笑
副田さん、おいしいシュークリーム見つけたので。
またおしゃべりしましょう〜。
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