趣味が高じて
「趣味としてのコピー展」という展示活動を、
博報堂の安達岳さん、電通の岩田泰河さんといっしょに、
コピーライター3人でやっています。
2025年は、2月に下北沢reload、
7月にハラカドSTEAM STUDIOで開催しました。
「デニム」「ビール」「日曜日」などなど、
勝手に自分たちでテーマを決めてコピーを持ちより、
(1人あたり50〜100本を目安にノルマがあります)
その中から1テーマにつき100本選んで展示する。
というものです。
たとえば、
「みんな履いてて、みんないい。 (デニム)」
「7日中、たぶん2番人気。 (日曜日)」といった具合です。
同年代のコピーライターと、
コピーを出しあうことはなかなかないので、
とても刺激になります。
また、実際の仕事だと
自分が書いたコピーを一般の方が読んでいる場面を見る機会も
あまりないと思いますが、
展示では反応をリアルで感じられるのが、
うれしくもあり、緊張もしました。
ありがたいことに、
「趣味としての」というネーミングを、
ほめていただくこともありました。
AIは趣味をもてない。
これからの人間は趣味という人間性で、戦っていくしかない。
そう言われると、この展示自体、
ちょっと意識高めな気もしてきました。
でも、あくまで趣味です。
クライアントがいないコピーは、
厳密にはコピーじゃないのかもしれません。
こんなふうにコピーを書いてしまっていいんだろうか?
誤解を生まないだろうか?
と、企画した段階ではかなり悩みました。
フタをあけてみると、
想像以上に多くの方に来ていただき、
面白がっていただける場をつくれたこと。
自分がコピーライターをめざし始め、
好き勝手書いていたころの気持ちを思い出したりしたこと。
シンプルに楽しいこと。
などなど、得るものは多く、
本当にやって良かったと思っています。
さらには先日、
虎ノ門広告祭にまで参加させていただきました。
その場でテーマを決めて1時間でコピーを書きまくる。
過程もぜんぶ見せる。
という、罰ゲームみたいな
「趣味としてのコピーLIVE」を5日間やりました。
コピーは大喜利ではないですし、
そもそも人に見られながらコピーを書くなんて、
ぜんぜん集中できません。
生体展示的に楽しんでもらえたらいいなという思いで
実施したのですが、たくさんの方に興味を持っていただき、
見せ物になった甲斐がありました。
来年の3月ごろには、
コピー展の第三弾も計画中です!
ぜひ、お越しください。
また、新しい趣味として1ヶ月ほど前から
チャイムの井村光明さん、電通の竹田芳幸さんと、
ポッドキャストもはじめました。
なんでそのメンバーに水野がいるんだよ?
と思われるかもしれません。
なりゆきです。
コンセプト?は、
「広告業界の隅っこで、
意外と仲良くしている3人組の雑談ポッドキャスト」で、
まだタイトルも決まっていません!
できたてほやほやです。
(こちらから聞けます。)
わたしは雑談への苦手意識があるのですが、
せっかく誘っていただいたのだから、
とりあえず飛びこんでみよう精神で参加しました。
行き当たりばったりではじまりましたが、
今後どうなっていくか楽しみです。
いろいろと告知コラムになりました。
来週からは、
安達岳さんにお願いします!
安達さんとは、
わたしが谷山広告、
安達さんが代理店のクリエイティブという座組で
お仕事をご一緒させていただいたことが
最初ではあるのですが・・・
共通の友人が多く、気づけば趣味としてのコピー展を
いっしょにやっていました。
安達さん、バトンを受けとっていただき、ありがとうございます!
よろしくお願いします!
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