キッカケ
こんにちは。チョコレイトの市川晴華と申します。
おいしそうな名前の会社からきました。
1週間、よろしくおねがいします。
会社名もそうですが、自分はおそらく食べ物に縁があります。
実家が蕎麦屋で、
祖母の家がパン屋で、
叔母の家が餅屋で、
親戚の家は和菓子屋で、
祖父の家はミョウガ農家でした。
血縁の人たちは、みんな何かを作って売っています。
自分はそのルートには乗りませんでしたが、
「コピーライター」という職業を知ったきっかけは、
実家の蕎麦屋でした。
私が小学生の時に、蕎麦屋に有名人が来たのです。
「今日、糸井重里さんがきたよ」と、母。
富山では有名人に出くわすなんて貴重で、街中大騒ぎです。
「糸井重里さんって何ですか?」
私は母に聞きました。
(まだ小学生でしたから許してください。)
「コピーライターの人だよ」
「コピーライターって何?!」
この時はまだコピー機関連の人だと思っています。
「広告の文字をつくる仕事の人だよ」
面白そうだったのと、知られざる感じが大人っぽかったのと、
有名人が近くまで来たことの嬉しさで、
図書館でコピーライターについて調べ漁りました。
そして、「広告つくるの、めっちゃ おもしろそう!」と気がつき、
中学生に上がる頃には「広告を作る仕事をしたい」と
決めていました。
糸井重里さん、実家の蕎麦屋へのご来店、
誠にありがとうございます。
そして。
現在、私が企画・監督している
「ギャルネコ」というキャラクターがいるのですが
(インスタやXでご覧いただけると嬉しいです)
なんと、糸井さんが「ギャルネコ推してる」と、ポストしてくださいました。
「これは…!」と思いました。
昨年の虎ノ門広告祭の糸井さんのセミナー後、
歯を食いしばって出待ちをし(すみません笑)
わたくし、ギャルネコのものです と、挨拶しました。
すると、「ギャルネコ、大好きなのよ!」と言ってくださいました。
感動です。
そのきっかけで、別途お時間をいただき、
「あの…私が業界にはいったきっかけは糸井さんなんです」とお伝えすることができました。
ご来店はもう25年も前の話ですし、ミニ・エピソードなのにもかかわらず、
「なぜ、その時富山に行くことになったのか」を時間をかけて、
思い出そうとしてくださいました。本当に貴重な時間でした。
一緒に撮っていただいた写真は宝物です。
(載せませんが…。)
そんな「コピーライター」という言葉がきっかけで、
広告業界を目指した人間が、
昨年新人賞をいただき、
TCCに入会することができて、
原点を見つめ直す時間をもらったような気持ちです。
ありがとうございます。
ちなみに、
実家は最初から蕎麦屋だったわけではなく、
父が40歳で突然脱サラして、いきなり蕎麦屋になりました。
玄関で母に「今日、会社辞めてきた。蕎麦屋になる」
と言っていました。
私は小4、妹小2の出来事です。
そんなエキセントリックな蕎麦屋も開業してまもなく30年を迎えます。
糸井重里さんのおかげです。
| 6082 | 2026.04.13 | キッカケ |