リレーコラムについて

エピローグ

いよいよ5回目です。
前回前々回と、母と娘のブルースをお届けしましたが、最後にちょっとした前日譚?を。
やはり何事にも起源があるものでして、破天荒な母のルーツである破天荒キング・祖父の話をして終わりたいと思います。
ほとんどのエピソードが時代にそぐわないので、どうか歴史上の話として読んでください。

結婚式の当日に、別の女性と逃げた。
(でもすぐ連れ戻されて祖母と結婚した)

戦後、近所で「後家ごろし」と呼ばれていた。
(詳細は書きませんがモテたそうです)

母が20歳の時、当時付き合っていた人が大阪に行くというので母も追いかけることにした。祖父に告げると祖父は激怒して、長い竹の物差しでバチボコに母をしばき倒し、母は背中に何本もミミズ腫れができ、顔もボッコり腫れたらしい。でも次の日、祖父は軽トラで母を駅まで送ってくれたそうだ。母はこの話をする時いつも、「くそじじぃが、めちゃくちゃしよるで」と嬉しそうに言う。ちなみに母は大阪に出てすぐその付き合っていた人とは別れたらしい。

母が兄を産んだ後、実家に戻って美容師を続けられるように、祖父はお店探しなどをしていたらしい。でも結局母は帰らなかった。祖父にとって、どっちが良かったんだろう。

老年、祖父は車道にいた猫を避けた車に轢かれた。そのまま普通に歩いて帰ってきたけど、次の日病院に行ったらアバラがめちゃくちゃ折れていたらしい。「猫よけてじぃさん轢くてwwww」と母が爆笑しながら教えてくれた。

祖父は肺がんで亡くなったが、遠くに住んでいた母はあまり看病ができなかった。そのこともあって、母は同居していた義父母をとことん介護し、最後まで看取った。

以上、祖父の母のブルースでした。
昭和の愛はいちいち荒いなぁ。いや、昭和でも上品な家は上品だったのかな。どうなんでしょう。先輩方、また教えてください。

 

最後に、全く脈絡ないけど、母のエピソードをもう1つ。

我が家は兄太一郎、私あさこ、弟とものり、の3きょうだいで、あとベッキーという犬(ミニコリー)を庭で飼っていた。母は子どもが多いと名前が混乱するようで、よく庭に向かって「とものり!穴掘りなさんな!」と怒っていた。とものりは「オレ穴掘ってへん!」と言い返していた。ベッキーは「ワフッ!」と鳴いて穴を掘っていた。
今もたまに家族で集まると、この話で盛り上がります。

 

読んでいただいた皆さま、ありがとうございました!
来週は、私の大好きな、小出ななみさんです!

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