趣味としてのコピー展
先週の水野さんに続いて、
こいつら自分たちがやった展示の話ばっかすんな
って思われそうですが。。。
それほど、
コピーライターのみなさまに、
なんどでも共有したいよろこびや希望があったのです。
ギャルって最高ですよね。
「えーなにこれウケる〜」
「これちがくなーい」
「うわめっちゃわかる笑」
って無邪気に、展示したコピーの前で話していました。
そして、写真を撮ったり。
その姿を見て、
「コピーってそうやって楽しんでもらえるものなんだ!」
ってすごく驚いたことを、
いまでも鮮明に覚えてます。
(まあ、今年の出来事なので)
なぜかギャルが意外と来てくれたので、
ギャルを特別に取り上げましたが、
来てくれたコピーや広告とまったく関係ない人のほとんどが、
同じような反応をしてくれたのです。
「なにこれー!」
「わかるー!」
「これめっちゃそう!」
「えーそうかな〜」
「これどういうこと?」
「この言葉すき!」
会話がすごい生まれていました。
みんなたのしそうでした。
普段、自分が書いたコピーを、
だれかが見ているその瞬間に立ち会うことはほとんどありません。
だから、始まる前は死ぬほど不安でした。
これはおもしろいのか?
だれが興味を持つのか?
そもそも人が来るのか?
結果として、
めちゃくちゃ人が来て、
みんなふつうにすごくたのしんでくれた。
来てくれた人が、
気になったコピーを指さして笑顔になったり
うれしそうに会話している。
さいしょは、よく状況が掴めないほどでした。
(そんな事ありえるのか!?)
コピー、というか、
ことばってすごいなと。
やっぱみんな、
ことば、好きなんだなーと。
広告は見られないもの。嫌われもの。
だからせめていいものを作らなきゃいけない。
という発想もすごく共感するけれど、
広告は意外と好かれるもの。
だから、いいものを目指さなきゃ。
も実は、広告クリエイターの精神衛生上のためにも
いいのではないかと思いました。
なにより、そっちのほうが、幸せじゃないですか。
愛されること、
どうやらぼくらはお仕事にしているようです。
2回のコピー展示と
1回のコピーLIVEをやって得られた、
かけがえのない経験です。
すこしでもコピーライターのみなさまに
その喜びと幸福を共有したくて、
このコラムに残します。
一週間、
コラムを見ていただきありがとうございました。
うれしいですよね、バトンがまわってくると!
(たーーーいへんですが!)
来週からは、
そんな展示を一緒にやった電通の岩田泰河さんです!
たいがさん、よろしくです!です!
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