リレーコラムについて

野菜づくり6年

直川隆久

野菜

10平米くらいの家庭菜園で野菜をつくり始めて、そろそろ6年になります。
こんな話ききたい人がどれだけいるかわかりませんが、実際に野菜をいろいろ育ててみてわかったこととか感想を記そうと思います。
もしこれから野菜づくりを始めようと思ってらっしゃる方がいたら、何かの参考になるかもしれないと。

(春植えるもの)

サツマイモ: とにかく、世話が要らない。春に植えて秋に収穫ですが、夏の間もほとんど水をやらなくてよい。
園芸店で苗を買い、植えて4~5か月くらいで収穫できます。あまり長く畑に放置すると、大人の頭くらいもあるようなでかいのが穫れて、もてあます。

ピーマン、ししとう: うまく苗が定着すれば、虫の食害はあまりなく、次々実がなって、長く収穫できて楽しい。枝が混みあうので、剪定は必要。夏のあいだ、カレーの具に困りません。

オクラ: 乾燥にも強く、長く穫れ続け、酷暑の夏でも頼りになります。実が大きくなるスピードが速いのですが、育ちすぎると硬くて食べられなくなるので、油断ができない。

ナス: ピーマンと同じナス科。大きな実ができるので、育てていて楽しい。これもうまくいけばかなり長く収穫できる。三本立てという、枝3本を長く伸ばしていく育て方が一般的。

サトイモ:水切れに弱いのですが、そこにさえ気をつければ、プランターでも育てられます。親芋、というでかい芋のまわりに、子芋、という、普段見慣れたあの小さな芋がたくさんつらなってつきます。園芸店では「土垂(どだれ)」「石川早生」といった品種の種イモを売っていますが、ねっとりしたのが好きなら「土垂」がおすすめです。

トマト/ミニトマト:家庭菜園の王道というか、ミニトマトはすごく簡単にたくさんできる…ということをとよく聞くんですが、ぼくはどうもうまくいったためしがありません。立枯れにあうことが多いです。

エダマメ:育てるのが簡単というイメージがあるが、カメムシ(実を吸いに、たかってくる)にやられることが多いです。

きゅうり/カボチャ/スイカ/ズッキーニ:ウリ科はツルが思わぬ方向に広がるので、そのコントロールが難しい。スイカは、うまくいったばあいはすごく甘い。ズッキーニも、自分でも育てたものは、甘く、スーパーのものとは味の違いを感じます。

(夏の終わり~秋に植えるもの)

ニンジン:発芽するまで、水を与え続けないといけないので、近くにあって世話がしやすければ〇。プランターでも。

ブロッコリー/茎ブロッコリー; 秋に植えつけ、晩秋~の収穫。発育初期の弱い時期を、防虫ネットで保護してやれば、あとはほとんど世話が要らない。自分で育てたものは味も甘く、購入したものとの違いがわかりやすいので、自作の甲斐があります。
普段ぼくらがスーパーで見るブロッコリーは頂花蕾といわれ、てっぺんにつく蕾(の塊)なのですが、それを採ったあとも、側花蕾といわれる小さなブロッコリーがいっぱい穫れます。冬を超えて、春になったらもういちど蕾がつきだします。長く獲れるという意味では茎ブリッコリーのほうがおトク感があります。

ダイコン/カブ:9月とか10月に種まき。生育初期の虫を防げば、そんなに手間は要らない。ダイコンだと、太いのが一本とれるとちょっと家族3人でももてあますのですが、小カブなら、ちょこちょこ収穫して食べつづけることができて便利。

エンドウマメ:11月頃苗を植えつけて、ゴールデンウィーク頃に収穫。実がつく頃の鳥害をネットで防げば、育てる手間はほとんどありません。なってから日の浅いものは、皮もやわらかく、口の中で溶けるようです。

ソラマメ: エンドウマメより若干手間がかかります(栄養を集中させるために、枝を落としていかなければいけない)が、うまくできれば、大量に収穫できます。

ナバナ: いわゆる「菜の花」。秋に植え、春先につく蕾を食べる。あんまり大量に食べられるものではないので、植えるにしてもちょこっとでいいかなと思います。

(そのほか)

アスパラ:園芸店で、株を売っています。一度植えると、何年も収穫できます。春ににょきにょき芽がでてきます。スーパーで売っているあのグリーンアスパラが育つとどうなるか。まず、背丈はあっという間に伸び、そして、あの…上向きの三角形の爪みたいのがありますが、あれがみゅいーんと伸びて、枝になり、全体として木の形になります。そのトランフォームぶりには驚きます。育ててみないとわからない。

タマネギ:苗を買い、晩秋に植える。世話はほとんど要らないが、まるまると太った大きいものを収穫しようとすると、水はけ、肥料の量など、きちんとしないといけないようです。(僕が育てると、どうも小さい)

ニンニク:種を買い、秋に植える。手間はほとんどいりませんが、湿気が多い土では腐ってしまうことが多いように思います。うまくできれば、芳香はなんともいえません。

イチゴ:店で売ってるような巨大で甘くて形もそろって…というのは難しいですが、甘酸っぱくてさわやかな実は十分素人でもつくれます。なりだすと次々できるので、5~6株植えておけば、わりとたっぷり家族で食べられます。ニンニクの近くに植えると、お互いがいい影響を及ぼすらしい。

ジャガイモ:夏の終わりに植えて秋の終わりに収穫する秋ジャガと、秋に植えて春に収穫する春ジャガがありますが、春ジャガのほうが簡単。が大きな芋をゴロゴロ実らせるには、ちょっと技術がいるようですが、僕はあまりうまくないです。

葉物野菜(小松菜、な ど):特に小松菜は、種をまける時期が長い。個人的には、収穫!という感じが弱くもうひとつ興奮しないので、最近はあんまりつくりません。

なんとなく6年やってると、うまくいった経験があるものを何度もつくりたくなるんですが、しかし連作障害というのもあり(同じ土地で同じ作物を繰り返し育てると、特定の栄養素が土から奪われ、育ちが悪くなる、とされる)、適宜入れ替えたり新しいものを試してみたりしています。

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