リレーコラムについて

7票の重み

内山奈月

ある日、一通のメールが届きました。

 

内山奈月様 先日行われた<TCC幹事選挙2025・2026>の結果、

貴殿は上位の得票率で、新しい幹事候補に選出されました。

 

えええ!?か、幹事……?

というか、TCCに「幹事選挙」なんてあったっけ?

審査委員選挙は投票したけれど…。

(幹事選挙のメールだけうっかり見落としていた)

添付されている投票結果のエクセルを見ると、なぜかわたしに7票も。

いったい誰が…!?なんのために…!?!?

わたし生まれてから一度も、幹事なんてしたことないし。

どちらかというと、最初に集まろう!と言うだけ言って、

あとは誰かに任せるような迷惑なやつだし。

……あ、わかった。

前に同期会「米米CLUB」の幹事を先輩に押し付けようとしたから、

きっとそのときの仕返しだ。わたし誰かにはめられてるんだ。

ひとまず心を落ち着かせようと、あらためて投票結果を見てみると、

人望があって同期から人気の丹羽さんも

上位でちゃんと選ばれているじゃないですか。

だったらなんか……わたしも選ばれてうれしいかも……。

7人の誰かが、ちゃんとわたしに期待して、推薦してくれたのかもしれない。

だったら、それを無碍にするのも申し訳ないよなあ…!!

一応、丹羽さんに「やりますか?」と連絡してみたら、

「せっかくなので、なんか友達できたら嬉しいしやろうかなと…」と返信が。

さすが、丹羽さん…!!!

たしかに、友達できるなら、いいかもなあ。

最近、新しい出会いとか減ってるし…。わたし、そもそも友達少ないし…。

ということで、単純なわたし、幹事をお引き受けさせていただくことにしました。

 

それにしても、この幹事会。

意外とその存在も活動内容も知られていない気がします。

入る前に、会社でずっと前からTCC会員の先輩たちに、

「TCC幹事会ってどんななんですか?」と相談しても

「やったことなくて、よく知らないの」と言われることが多かったです。

 

 

 

ということで、前置きが長くなりましたが、

今日はTCC幹事会のことを書いてみたいと思います。

「謎に秘められたその活動を、新入り幹事が大暴露!」的なカンジです。

幹事だけに…。へへへ…。

 

まず結論から言うと、活動がはじまって約半年。

わたしは幹事をやらせていただけて、本当に良かったです。

7票いれてくださったみなさんに、直接お礼したいくらいです!

(もしよかったら入れてくださった方、個別でご連絡ください。誰ですか!?)

 

TCC幹事会の仕事は大きく2つあります。

① 毎月開催される幹事会に参加すること

②「交流部」「企画部」「年鑑事業部」のどれかに所属して、

TCCのプロジェクトをサポートすること

 

幹事会は、コロナ以降リモート開催になったそうです。

新入りのわたし、ドキドキしながらzoomをつなぐと、

そこにはコピーライターの大先輩たちがずらり…!

あの名前も、あの顔も、TCC年鑑で見たことある…!!

 

正直、みなさんのzoom画面は、胸熱でした。

やっぱり大御所のあの方は、和室でお仕事されているんだ…!とか。

画質がぼんやりしているの、味があってかっこいい…!とか。

そんなのTCC年鑑では、見れないじゃないですか。

 

しかもわたしが参加した初回は、

あの三島さんが2024年度のTCC賞応募数の集計結果を

あの谷山会長に報告するところからはじまりました。

どうやら、昨年より応募数は伸びていたとのことで、会長からはこんな質問が。

 

「三島さん、この伸びについて、なにか明確な要因はわかっているんですか?」

「いえ…。ただ、僕は会社で周りの若手に、TCC出したらという声かけはしました。」

「そうですか……。やっぱりそういう地道な声かけが、効くよなあ…。」

 

………なんか尊い。

憧れのTCC年鑑の裏側が見られたうれしさと、

TCCという“団体”に自分が本当に所属しているんだという実感が、

一気に胸にズンときました。

 

ちなみに、TCCの運営方針や審査のルールが変わるときも、

幹事会で決議をとることがあるらしく。

TCCの歴史が動くような、熱い激論が交わされる“神回”が

ごく稀に生まれるのだと、ある先輩が教えてくれました。

神回、遭遇してみたいなあ…!!!

 

 

その後わたしは、

丹羽さんといっしょに「企画部」に配属してもらいました。

 

わたしたちの幹事会初仕事がこちら!!🔽

https://www.youtube.com/watch?v=6gONwqIB9N8

 

TCCの審査会で、審査委員長&副委員長にインタビューさせていただき、

各種オウンドメディアに投稿する動画をつくりました。

(ちなみに丹羽さんはUUUMのCCOで、機材準備から編集までできるすごい方!)

 

そんなこんなで、なぜか幹事としてTCCに関わらせていただくようになった、わたし。

2つめのお仕事として声をかけていただいたのは、

たくさんの先輩とご一緒するあのプロジェクトでした。

 

<つづく>

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