リレーコラムについて

ダメだしばなし

山根哲也

「人生がつらいときは下をみてください。村西がいます」
何かのインタビューで、AV監督の
村西とおるさんがそう言っていました。こう続きます。
「何十億という借金を抱える私を見て、
『あいつよりましだな』と活力にしてください」と。

リレーコラムは、コピーライター志望や
若いコピーライターの読者も多いそうなので、
みなさんの活力に少しでもなるよう、
僕の歴代ダメだしを書こうと思います。
こんな人でもコピーライターやってるのか、と。
僕は一人の師匠にずっと付いていたのですが、
ダメダメな弟子で、打ち合わせは怒声罵声の連続。
その中でも、心にズサズサ刺さった言葉です。

『書いてて、楽しいのか?』
1年目の頃、コピーが書けなさすぎて、
当たり障りのないことばかりを書いていました。
言われても、しょうがないですね。

『原稿用紙を埋めてるだけだ』
ボディコピーを見せたときのダメだしです。
狙いがない。浅い。そんな言葉が続きます。
しばらく、原稿用紙のマス目を見るのが嫌になりました。

『お前のコピーは、うどんか』
これは最初言われたとき、頭の中に?が
浮かびました。どういうことですかと聞くと、
「つるっとしてて、なーーんにも引っかかんない」。
泣きそうでした。いや、家に帰ってちょっと泣きました。

ベスト3(ワースト3?)の他にも、
考えてない、つまんない、意味わかんない。
そんなダメだしばかりでした。だけど、
怒られても悩んでも、書き続ければ何とかなります。
書き続けるしかない、という言い方もできますが。

……下を見てもらうつもりで書いたのですが
上から目線みたいな締めで、すいません。

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