リレーコラムについて

エンドロールのはなし

眞鍋海里

エンドロールには、まだ早い。

いくらつらいことがあろうとも、
何度となくこの言葉で救われてきた。

誰かの言葉なのか、自分で言い出したのかわかりませんが。

映画はスライス・オブ・ライフと表現される。

死にそうなぐらいつらいことがあった時、
自分の人生を映画に例える。

ここでエンドロールが流れてしまえば、
こんなに悲しい物語はないなと思う。

心が弱ってる時、ひとは自分を悲劇のヒロイン化してしまいがちです。

でもまぁ、実際のところ、エンドロールはまだ先のこと。

今のつらさなんて、この後訪れるハッピー・エンディングに向けた
物語の抑揚の一部に過ぎないのだよ。

そう、エンドロールにはまだ早い。

※ただ、僕の人生はコメディーかもしれない!!そりゃないぜ!

眞鍋海里

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