リレーコラムについて

商売

盛田真介

AKBのじゃんけん大会が行なわれた9/20(火)。

奇しくもそれと同日、
がんこ阪急東通り店で行なわれたじゃんけん大会に敗北し、
今週のリレーコラムを託された盛田といいます。

対戦相手は来週、
この場に登場することになると思いますので、
また後日にでも。

さて、それでは村中さんが遅すぎる告知をした
「クリマ」のお話を。

9/23(金)、マイドームおおさかで
クリエイターによるチャリティフリーマーケット、
「クリマ」が開催されました。
(詳細は前回コラム参照)

代理店さんやプロダクションさん、フリーの方々が
多数ブースを出店されたこの催し。
尊敬する某コピーライターさんによるボツコピー集や、
この日のためだけに制作されたゴミ袋やブックカバーなど、
普通のフリマにはないおもしろアイテムが満載でした。

また、商品との出会いはもちろんのこと、
ぼく個人としては「お久しぶりです」や「はじめまして」など
人との出会いも楽しめる場だったなと。

そんなクリマの中で、
もっと勉強になったのは商売のむずかしさです。

広告屋である自分たちが、消費者に直接モノを売る。
この体験自体、実は貴重だったわけですが、
たとえば500円で出してたときは見向きもされなかったのに、
400円にしたら一瞬で売れた、など、
正直、「たった100円でなにが違うねん!」
と思う場面が多々ありました。

でも、きっとそれは、
ぼくが消費者の気持ちとか、
その商品市場のこととか、
もっと言えば、その商品自体のこととか、
商品の作り手の思いとかを理解せぬまま
接客をしていた結果なのだと思います。

そう考えると、
ぼくたちは消費者の気持ちとか、
その商品市場のこととか、
もっと言えば、その商品自体のこととか、
商品の作り手の思いとかにプラスして、
わずか100円の間で変化する購買意欲のメカニズムみたいなものを
日々勉強している販売者の気持ちも考えることができたなら、
もっと世の中を幸せにできるコピーが
書けたりするのかなと思いました。

と、もっともらしく自分に言い聞かせるのですが、
TENGAが10円で売れなかったことだけは別途考える必要があるので
今日はこのへんで。

NO
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