リレーコラムについて

「カナザワとワザナカ」について

宮保真

みなさまこんにちは。宮保真です。
自分の引き出しの少なさと底の浅さを
思い知るリレーコラムも3回目、折り返しです。
今日は「らしくなく」晴天だった金沢よりお届けいたします。

(こちらの地方には、
「金沢行くなら弁当忘れても傘忘れるな」という格言があります。
「金沢ってだいたい雨が降るぜ」という、そのまんまの意味です)

さて、
城下町金沢の玄関口・金沢駅から徒歩10分、
金沢市民の台所・近江町市場からも徒歩10分の場所に、
僕が現在所属しているプロダクション「ワザナカ」があります。
厳密に言うと僕はフリーランスなので所属ではなく参加ですが
そこはそれとして、ひとつのチームとして日々活動しています。

ワザナカは、まだ設立して2年に満たない会社です。
それ以前は個人として金沢で活躍していた
デザイナー2人がスタッフとともに立ち上げ、
そこにあとから僕が合流した、というかたちで現在に至ります。
メンバーは僕を含めて5人(+今日現在では試用期間中の1人)。
デザイナー3人、マネージャー1人、そして僕、という
非常に小さなチームです。

「会社」というより「チーム」と表現したほうがしっくりくるのは
社員スタッフの人たちはさておき、代表の2人も僕も
ワザナカという枠の中にありながらそれぞれが別事業体だという
ちょっと変わった組織形態だからかもしれません。

やっている仕事もそれぞれでバラバラです。
単体で成立できている個人がひとつ屋根の下に集まって
必要だったら互いに組むし、そうじゃなければ組まない。
そんなゆるやかなつながり、互いに依存しないこの関係を
僕はとっても気に入っています。

かといって、人間関係までバラバラかというとそんなことはなく、
ランチはほとんど毎日時間を合わせてみんなで雑談しながら食べたり
メンバーの誕生日にはお祝いの花束を渡すのが恒例だったり
ちょくちょく家族が遊びに来て、事務所を子どもが歩いていたりします。
(僕の新人賞受賞お祝い会のサプライズゲストはなぜかうちの奥さんでした。
僕を飛び越えてどうやって連絡を取ったのか、いまだに謎です…)
ともあれ、孤独が常のフリーランスのはずなのに
こんなにも毎日楽しく過ごせているのはワザナカの面々のおかげです。

…さてさて、
今回も脈絡を感じられない走り書きとなってきましたが…

どうして今回僕がこんなにワザナカを連呼するかといえば、
みなさまにワザナカという名前をおぼえてほしいからです。
金沢の人に、ではなく、全国のたくさんの人たちに、です。
もちろん、「仕事ください!」という意味ではありません。

金沢という街は、良くも悪くも
「外は外。ここは金沢だから」という意識が強いように思います。
プライドが高くて閉鎖的。そんな一面があることは否めません。

良い方向に働けば
それは「金沢らしさ」ってことになるのでしょうが
反面、この街はとっても「ガラパゴス的」なんじゃないかと思うのです。

かくいう僕もそんな金沢人のひとりであることは
まぎれもない事実なんですが、
今回、北陸在住者で初というおまけつきで新人賞をいただいて、
それまでと目指すところがちょっと変わってきました。
やはり、地方であっても全国のモノサシでちゃんと評価される、
そういう仕事をしていきたいと思うようになりました。
自分やこの街の同業の方々でそれを目指していけば、
金沢のこの業界はもっともっと面白くなると考えるようになりました。

そんなわけで、これからの僕の目標は
「ワザナカ」という名前を、もう一度どこかでみなさんに見せることです。

その時、ほんのちょっとでも「あ、ワザナカ」と思ってもらえるように
この名前を、記憶の片隅にでも残していただけたら嬉しいです。

カナザワをひっくり返すぐらいの意気込みで、「ワザナカ」。
技を持つ仲間が集まって、「ワザナカ」です。
どうぞみなさま、以後お見知り置きを!

(ちなみに「ワザナカ」の名付け親は、僕のコピーの師匠であり
TCCの先輩でもある電通西日本の吉田一馬さんです。
明日は、吉田さんとのこともちょっと書けたらと思います)

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