リレーコラムについて

バレンタインデー

津田大介

バレンタインデー、いかがお過ごしでしたか?

思えば、僕の男子中高校時代は悲惨なものでした。
バレンタインチョコの定番・母チョコ。
バレンタインチョコに新風・ご近所のおばちゃんチョコ。
バレンタインチョコに衝撃・父チョコのおすそわけ。

あんなにドキドキして電車とか乗ってんのに、女の子が来た!と思ったら「これ、○○クンに渡してください。」って言われ。それ位ならまだいいものの、その男○○クンはホモ系だったりして(いるんですよ、男子校に!)、まさか「女に興味がないヤツだよ」とも言うわけにもいかず、困ったり。

ホワイトデイに、一時期ナゼか流行ったパンツ(パンティって言わないほうがいいらしい?)を贈ったら、ふられた友もいたっけ。「雑誌に載ってたのに!」なんて怒ってたな、その間抜けクン。そうです、僕らはポパイ/ホットドッグプレス世代、いわゆるマニュアル時代に青春過ごしましたから。

そんなこんなの僕を筆頭に、この仕事につく時(高い志の方もいるでしょうが)、「モテたい」から。なんて野望描いてた人、結構いますよね。モテてます?

でも僕なんかどうでしょう。紆余曲折の結果、モテモテになるつもりが、いまや、ボーズですよ、BOSE笑。ちょいワルどころか、ちょいマル。
ボーズフェチの方、いらっしゃったらご一報を。いやマジで。

そういえば、表参道歩いてた時に、スカウトマンに声かけられたことがあったんです。「CMに出ませんか。」って。「関係者ですから」って言って立ち去ろうと思ったんですが、僕を捕まえてどんな目的が?気になって聞いてみると、
「え〜、20〜30代のですね、ボーズ頭の男性100人程度必要なんですよ」だって(笑)。どんなCMだったんでしょね、それ。

CMと言えば、トヨタ・マークXのCM(部長役:佐藤浩市)のように、
女性部下「今日の部長、頭下げ過ぎでした。・・・でも、素敵でした。」
なぁ〜んて言われてみたいもんです。
女性部下に、頭下げてでもお願いしたい(笑)。
こんな部長いたら、チョコレートの数もマークXに乗せ切れない位かもしれませんね。

まぁ、でも結局、チョコなんて正直どーでもよく、数が欲しいわけでもなく、添えられた手紙とかメモ書きがうれしかったりします。「つまらないものですが」なんて、キレイな文字で書いてあったりすると「つまらなくない、つまらなくないよぉ」2〜3秒頬ずりしたくなる自分がいたり。
やばい。ヘンタイ。深夜にコラム書いてるのバレバレ。そろそろやめます。

川野さんのリレーコラムにもありましたけど、手書き文字は大事ですね。伝わりますよ、ぜったい。キャラクターが出るし(川野さんの手書き文字は、僕の憧れでもありました)。コピー書く時はもちろん、仕事の走り書きメモとか、ちょっとしたメッセージにも気を使いたいなと。

おっと、締めは強引、かつ妙にマトモな結論で。

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