木曜日の東将光です。

どうも。

水曜日の東将光です。

変わらず日曜日です。

平日限定、土日は対象外

なはずのリレーコラム。

平日の申し子として

TCCデビューしたのに、

顔が立ちません。

お詫びします。

申し訳ねえ。

ねえねえねえ。

わたしの一番

かわいいところに

気づいてる〜

すいません歌ってました。

え、気づいてました？やだ。

あ、FRUITS ZIPPERの

「わたしの一番かわいいところ」

という曲です。

ご存知ですか。

2022年アイドル楽曲大賞

インディーズ部門1位の曲。

アイドルとオタクの

理想的な関係性を歌っている、

と言われた、

近年のアイドル界のアンセム。

楽曲が素晴らしいのは

さることながら

コピーライター的に

気になるのは、

やはり歌詞なのですが。

———————

わたしの一番

かわいいところに

気付いてる

そんな君が

一番すごいすごいよ

すごすぎる

そして君が知ってる

わたしが一番かわいいの

わたしもそれに気付いた

——————-

この歌詞の部分。

私（アイドル）ですら

気づかなかった

かわいいところに気づく

スゲーやつ＝オタク

オタクが気付いた

かわいところが

一番かわいいことに

気づく＝アイドル

という、ちょっとややこしい

ロジックでサビが歌われるのですが。

あれ、この関係性、

クライアントと

コピーライターに

似てないですか？

ちょっとやってみましょう。

———————

弊社の一番

かわいいところに

気付いてる

そんなコピーライターが

一番すごいすごいよ

すごすぎる

そしてコピーライターが知ってる

弊社が一番かわいいの

弊社もそれに気付いた

——————-

なんということでしょう。

コピーライターたちの

アンセムではないですか。

わたしが、

アイドルにハマったのも

コピーライターにハマったのも

必然だったのです。

そして、この

根底にある

他のアイドルとの

相対比較の中にある

かわいいではなく、

オタクとアイドルに間にしか見えない

絶対的なかわいいこそ、

真のかわいいである、

と定義することで

全アイドル/オタクのかわいいを

肯定する考え方。

この考え方が、

とても好きなのですが、

私が大好きな名作コピーが、

端的に示していたことに気づきました。

それは、

「僕の君は世界一」

そしてもう一つ、

「大好きというのは、差別かもしれない。」

この２つ、私の一番を争うくらい

大好きなコピーなのですが、

結局、この根底にある考え方が

好きなのだなと。

私もそれに気づいた。

この考え方を愛しながら、

先日たちとは違う、

どんな表現を残せるか。

そして、

御社の一番かわいいところに気付いてる

すごいすごいコピーライターになれるか。

ご期待ください。