大きな声
夏休みの宿題は、
夏休みに入る前に終わらせる子でした。
にもかかわらず、
リレーコラムのことを放置しすぎて
火曜に突入しました博報堂の安達です。
水野さん、バトンありがとうございます。
4年ぶりくらいなので、緊張します。
声が大きいときっといいかも。
と最近思うことが増えたのです。
入社してすぐのCR 研修。
講師の先輩(当時若手)が、
「やりたいことは『やりたい!』言ったほうがいい。だれかが聞いてるから。」
と言っていました。
それを聞いていた僕は、
「いや恥ずかしいよ、無理だよ。まだなんもできない身分なんだから。」
と心の中でぼやいていました。
でも、先輩が正しかったなーと。
研修後のぼくは、
いい意味でもわるい意味でも時代が味方して
「コピーだけやっていきたいです。」
と言わざるをえない状況でした。
「統合は?」「デジタルは?」「グローバルだよ」「コピーはもうおしまいだよ」と
いたるところから言われまくったのです。。。
なので、能動的というより、受け身的に、言い続けてました。
そんななかに、コロナです。
いよいよ、
声を出さなきゃ、
だれにもなにも届こない。
それどころか、
安達という人間がいる、
ということも知ってもらえない状況になってしまいました。
だから、声を出すようにしました。
仕事がほしければ、
「なんでもやります!」と。
コピーが好きならば、
「TCC獲りたいです!」と。
飲みに誘ってほしければ、
先手で「飲みいきましょう!」と。
幸運なことに、
この会社や業界の人たちは
声を聞いてくれるし、仲間になってくれる人が
本当に多いとつくづく感じます。
最高だった虎ノ門広告祭も、
菅野さんが「広告祭をやろう」と声を発したから、
あんなにたくさんの素晴らしい人が集まって来たのだと思います。
岩田泰河さんと水野ゆりえさんとやっている
「趣味としてのコピー展」。
コピーでなにかしてみたい。
ってなにげなく言ってみたら、
岩田さんと水野さんが「すぐにいいじゃん!」って言ってくれて
実現することができた。
うれしかったなぁ。
みんなで、大きな声でいけたらなぁ。
昨今、いろんな理由で小声の時代な気がします。
だれかを思うあまり、言い控えちゃったり。
なんかわからんけど、叩かれるかもって思ったり。
リモートで会社行かないから 、声を出す機会すらなかったり。
飲みもないから、酔ったふりして夢も語れないし。
だから、大声のチャンスです。
お、あいつ、いいじゃん!
ってきっとすぐなる。
気づけば、
先輩たちから「安達はやりたいことやりたいって言ってて偉い」と
ちょこちょこ言われるようになりました。
(というか、それだけが唯一の評価ポイントな気もしてますが、、)
だから、仕事も、毎日もたのしさいっぱいです。
9年目ともなると、
後輩がたくさん誕生して、
アドバイスとかも求められるのですが、
大きな声、ですよ。本当に。
なにいってんだあいつ。とか。
ほかにやるべきことあるだろ。とか。
そういう怖いことも生まれるかもだけど、
それはそれでいいプレッシャーだ。
大きい声の安達です。
次は。
安達のコピーは、大声だよな。
そういわれるように、がんばっていきたいなって思います。
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