リレーコラムについて

やる気のある水

秦久美子

今日は、週のまんなか、水曜日。

ということで、なんとなく曜日につられ、本日のテーマは「水キムチ」です。

水キムチが、めっちゃ好きなんです。

所謂「赤いキムチ」ではなくて、水みたいに澄んだスープにいろんな野菜がプカプカ浮かんでいるやつです。

大好きなヘアメイクアップアーティストの方が、毎朝水キムチとシャインマスカットを食べているとYouTubeで知り
気になって試してみたのがハマったキッカケでした。

ほんと、こんな仕事してるのに、すぐインフルエンサーに影響される。

焼肉屋さんや韓国料理屋さんでは、脇役的にメニューに書かれていることが多い、水キムチ。

初めてそのビジュアルを見たときはわたしも、「あんたやる気あるん?」って思いました。

キムチと冠してる割には、見た目の体温が、低すぎる。

もっとこう、情熱燃え盛ってる感じの見た目がキムチじゃないのん?
ちょっと、すん、としすぎちゃう?

せっかくならと鶴橋(大阪にある、韓国食品がいっぱい売っている市場です)まで買いに行ったのですが
若干不安になりながら、帰宅。

お家で食べてみたら・・・、おぉ、ちゃんと酸っぱくて旨味がある!

好き。

完全に、とん蝶と同じパターンですね。
私は、見た目と中身のギャップにコロッとやられるタイプみたいです。

冷蔵庫でしばらく寝かせてみたのですが、次の日、3日後、1週間後と、だんだんゆっくり味が変化していく。

これが、発酵か。

見た目はずっと透明なままなのに、酸味が出てきたり、野菜の甘みが滲みだしてきたり。

めっちゃやる気あるやん。

急がず、焦らず、でも確実に毎日様子が変わっていく、その味の奥深さにすっかり魅了されてしまいました。

それ以来、時間がある土日は鶴橋まで出かけて、お気に入りの金城おばあさんのお店(名前可愛い)で、水キムチをまとめ買いしています。

みなさんもそんな瞬間があるかもしれませんが、
わたしはときどき、自分の変化が見えなくて、少し不安になることがあります。

成長してる? 進んでる? 去年から何も変わってないんちゃう?

答えは、たいていすぐには出ません。

だけど人間だって、気持ちを前向きに持っていたら、ちゃんとやることやってたら、見えないところで多分しっかり発酵して、いい味出せるようになっていくはず。

誰かから「あんた、やる気あるん?」とだけ言われないように。

ちゃんとちょっぴり、酸味をきかせることは忘れずに、これからも生きていきたいなぁーと、水キムチのことを書きながら思う次第です。

NO
年月日
名前
6048 2026.02.11 秦久美子 やる気のある水
6047 2026.02.10 秦久美子 わたしが1番好きな石
6046 2026.02.09 秦久美子 二等辺三角形のふる里
6045 2026.02.06 正樂地咲 これからも一緒に生きていこう。
6044 2026.02.05 正樂地咲 暴れん坊健ちゃん。
  • 年  月から   年  月まで