リレーコラムについて

水曜日の東将光です。

東将光

どうも。

水曜日の東将光です。

もう日曜日ですね。

 

いまから10年ほど前、

アイドルにハマってました。

それも複数。

 

最初は、

ももいろクローバー

というアイドルでした。

 

詳細は省きますが、

楽曲性と、物語性、

そしてライブの熱量が、

ハマったポイントでした。

 

けっして、

女の子がかわいいから、

といった軽薄な理由でありません。

けっして。

 

いままでアイドルなど

まったく興味がなかったのに、

とつぜんハマりました。

 

ほどなくして、

興味の対象は広がり、

いろんなアイドルに

通うようになりました。

 

もちろん、

楽曲性と、物語性、

そしてライブの熱量が

原因で通っていたのです。

 

しかし、より知名度の低い

アイドルを追うようになると、

その先の世界が

あることを知ります。

 

それが

「認知」

という世界。

 

アイドル側から顔と名前を

認識されること。

「認知」と呼びます。

 

「認知」されるには、

ライブと、付随する握手会への

積極参加が必要になります。

 

最後に通ったアイドルは、

Lyrical Schoolというグループでした。

スマホジャック縦型MVで、

カンヌも取ったグループ、

といえば分かる人もいるでしょうか。

 

そのグループの、やはり

楽曲性と、物語性、

そしてライブの熱量に、

感動した結果、

行けるライブはすべて行き、

握手会にも参加するようになり、

やがて、

推しからの「認知」を得ました。

 

「見てたよ」

 

ある握手会で

推しから言われた一言です。

 

見る側であるはずのオタクが、

見てたよ、といわれる世界線。

 

景色が変わるんですね。

そこから。

 

楽曲性、物語性、

ライブの熱量という

コンテンツに、

関係性が加わると、

一気に自分の物語になるのです。

 

・・・しかし

大好きだったものの話を

簡潔にするのは、難しいですね。

語りたいことは山ほどあるのですが、

どう考えても長くなるので、

ここから、

広告の話に置き換えて、

いい話で締めたいと思います。

 

アイドルとオタクの関係を、

クライアントと顧客の関係に置き換えたとき。

 

クライアントが顧客を認知する、のは

ファンダムのような世界を除いて

難しいと思います。

 

けれど、

「なんで私のことが分かるの?」

と思えるほど、共感性の強いコピーは、

ほぼ「認知」と近い力を

持っていると思います。

 

名作コピーで言うとたとえば

 

「結婚してもしなくても幸せになれるこの時代に、

私は、あなたと結婚したいのです。」

 

この広告が出た当時、

女性ではないですが、

分かる〜と思いました。

そのニュアンス含めて、

そうそう、よく知ってるね!

と思える感じ。

いわば、

 

「見てたよ」

 

と言われたかのようなコピー。

 

自分の人生という物語に、

組み込まれていくようなコピー。

 

そんな、

たった1人の誰かに向けたような

共感性の高いコピーを、

いつか書いてみたい。

 

そして

そのそのコピーが、

もし、あの頃推してた

アイドルの誰かに

刺さっていたら。

 

なんて妄想ができるのは

オタクの特権です。

 

それでは。

 

あ、meiちゃん見てる〜?

 

 

 

 

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