リレーコラムについて

死にたいくらいに憧れた~

関裕敏

3日目

♪死にたいくらいに憧れた~(長渕剛)

憧れたのは佐々木さんにではなくてADC。

僕のもとに芝崎と中嶋という優秀でいい奴デザイナーがついて
スプレーのりで床ベタベタのトヨタ作業室で日夜佐々木仕事をこなしていた。

僕がディレクションして任せて帰った次の日遅れて出社すると
佐々木さんのデスクの前で二人の首が90度折れて全然違うと言われている模様。
咄嗟の判断力 「今、行かない方がいい」

僕は踵を返し二人を見殺しにした。 そんな話を図解して後から大笑い。

この時浮かんだ
「あなたと越えたい佐々木越え」
お得意より佐々木さんを通すのが大変だからみんなで力を合わせようの意。

わかるわかる TCC出したら、なんて仲間内で褒められてた頃

ラフの片隅に書いた一行「仕事のオニ、遊びのワニ」が面白いからTCC新人賞出したらと佐々木さん。
出すからにはコピー回り全部やれと。いきなり新人賞目指す仕事に。

キャッチの大きさはADとしてはこのくらいという感覚の30%マシに。
書体も下品かもというくらい太いゴナU。
それが効いたかわからないけど新人賞取れて、
だけどADCには載らなくて、雑誌クロコダイルはあっという間に廃刊になって
僕のTCCのためにあったような雑誌だった。

ここから東京コピーライターズクラブ会員。

コピーライターのみんなが目指す新人賞、ADなのにもらったのだから、
せめて会費は払い続けようと35年。先ごろ会費免除資格をいただいた。

なんとなく、華やかな例年の授賞式も出なかったけれど(絶対佐々木さんいるし)
良かったのは、ADの僕でもコピー書いていいんだ、
というお許しもらったことにしてCD、プランナーにもなれたこと。

ただ、その時ADの魂を売ってしまった僕はADCの神様の逆鱗に触れて

これは今だから言えるツーコンの極みなんだけど
佐々木さん編集長、僕ADの時のドラえもんの年鑑はADCに載らなかった唯一のTCC年鑑なんだ、たぶん。

後年あろうことか佐々木さんがADC会員になっちゃって、どこまでADに口出すんだ!と

♪死にたいくらいに~~がっかりしたなぁ

いやマジで。

 

つづく

NO
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